昨年11月、AMDの新しい5000シリーズのAPUを搭載するChromebookの開発がスタートしていることをお伝えしていますが、今回はさらに2機種追加されていることが報告されました。
AMDの新しいプロセッサはこれまでで最速であることが宣伝されていて、今後1年間に出てくるであろうインテルのTiger LakeやAlder Lakeプロセッサの競合になることが期待できます。
ただ、Chromebookで使うとなると「Lenovo ThinkPad C13 Yoga Chromebook」のレビューで書いたように、電源接続時などRyzen固有の問題がある可能性もあるので、実際のパフォーマンスは触ってみないとわかりません。
これまでに登場している「Guybrush」、「Mancomb」、「Majolica」の3つのうち「Guybrush」をベースとしてコピーされ、今回追加される2機種は「Nipperkin」、「Dewatt」と呼ばれます。


スペックの詳細についてはわかっていませんが、両方ともコンバーチブルタイプのChromebookとなることがわかっています。
おそらくこの2つが出る前に、前の3機種ないし2機種が先にリリースされると予想されます。
今後、Chromebookの普及に伴いライトユーザー以外にもヘビーユーザー向けとして、Linuxだけでなくグラフィックス性能が必要になるアプリケーションも増えてくると思われますので、パワフルなChromebookが登場することは自然な流れだと思います。
日本でも普通に買えるようになってくれると嬉しいですが。
ちなみに日本では、一般販売されているRyzen搭載モデル「ASUS Chromebook CM5(CM5500)」は公式ストアやAmazonでセール中です。
Source: Chrome Unboxed