前回、Chrome OSのバージョン91.0.4472.147で発見されたパフォーマンス低下のバグが修正されたことをお伝えしましたが、さらに新バージョン91.0.4472.165にてChromebookからGoogleアカウントにアクセスできなくなる問題が生じていることが報告されています。
この問題は、91.0.4472.165のアップデートをすることでデバイスの起動がループしたり、ChromebookからGoogleアカウントへのアクセスができなくなる(パスワードでログインしようとすると拒否される)といったものです。
現在、91.0.4472.165へのアップデートによって生じる問題であることがわかりGoogleはアップデートを停止しているようです。そのため91.0.4472.147のままであれば問題はありません。
また、もしアップデートしてしまいChromebookからGoogleアカウントにアクセスできなくなったとしても、PowerWashをすることで問題が解決する可能性があるようですが、ローカルに保存していたデータなどは消去されてしまいますのでご注意ください。
アップデートを停止していることでGoogleがこの問題を認識しており、現在修正中であることが予想できます。
前回のバグへの対応は早かったので今回もすぐ対応はあると思いますが、続けて新バージョンへのアップデートで問題が生じることは少し考えものですね。
詳細が分かり次第、改めてお伝えいたします。