国内で一般向けに購入できる機種として非常に珍しい、「Chromebase」がイートレンドオンラインショップ(楽天でも)販売されているとの情報を頂きましたので、ここで紹介いたします。
販売されている機種は2019年に海外でリリースされ、国内でも2020年頃から取り扱いのあった「Acer Chromebase 24I2-A14N」という、24インチディスプレイと一体型のChromebook(Chrome OSデバイス)です。
このモデルが、イートレンドオンラインショップでは台数限定で税込49,800円と、見方によっては非常にお得な値段で販売されています。
「Chromebase」という機種自体、国内では法人向けとしての取り扱いしかないため、個人ユーザーだとあまりお目にかかることはないかもしれません。
過去にはNTT-X Storeなどでも販売されていたようですが、今はほとんどが在庫切れの状態となっているため、今回の出物は珍しいですね。
スペックについて
OS | Chrome OS |
ディスプレイ | 23.8インチ IPS 1,920 × 1,080 ノングレア タッチスクリーン |
CPU | Celeron 3867U |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB SSD M.2 |
外部ストレージ | microSD |
Webカメラ | 広視野角 HDカメラ |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×4 Ethernet ×1 HDMI ×1 |
ネットワーク | Wi-Fi ac Bluetooth 4.0 |
その他 | Chrome専用キーボード付き USBマウス付き |
サイズ | 436.8×540.6×210mm |
重さ | 5.35kg |
単純なベンチマークなどから性能をお伝えすると、2019年にスタンダードであったCeleron N4000を搭載するChromebookとそこまで差はないようなものです。
23.8インチのIPS、ノングレアのフルHDディスプレイと一体型になっていて、ポート類が充実している点などがChromebookとの違いになりますが、基本的にChrome OSのデバイスですので、使い勝手などに差はありません。
Chromebase自体、そもそも法人向けとしてKIOSKや会議用Webシステムなどの事業端末として利用を想定されているため、個人のように作業用デバイスとして使うには少々融通が効かないかと思います。
ただ、見方を変えればディスプレイとセット(一体ですが)で5万円以下であることに価値を見出すのであれば、かなり面白いデバイスだとは思います。
しかし個人ユーザーであれば、Chromebookと安価なディスプレイを買った方が…と思わなくもありませんが、珍しい製品ですので興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに楽天でも同様のモデルがイートレンドから販売されていますが、こちらは定価の98,780円(税込)となっています。
それにしてもどこから流れて来たのやら…個人としては趣味端末でしかないですが。
お客さんにWeb会議用デバイスとして買ってもらうか…いやしかし。
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