ついに今年もやってきたアマゾンのブラックフライデーセールですが、Chromebookはなんと最新機種を含む7機種が対象となっています。
今回対象となっているChromebookは、ASUS、Acer、HP、そしてクーポンが発行されているLenovoと国内一般向けに販売されているメーカーすべてとなっています。
ということでざっと対象のChromebookを紹介していきます。
HP Chromebook 14a Amazon限定モデル
まずはHPからAmazon限定モデルの「HP Chromebook 14a」、Celeron N4020を搭載する新モデルです。
この前モデルを購入して実機レビューをしていますが、非常にバランスの取れた1台で、今回のセール価格29,800円を考えても非常にお得な機種だと思います。
ただし、タッチスクリーンですがクラムシェル(タブレットのようにはならない)タイプですので、ノートパソコンスタイルでのみ利用することが前提かつ14インチというサイズで問題なければ、とてもオススメなモデルです。
自動更新ポリシーの期限は2026年6月までとなります。
HP Chromebook x360 14b
「HP Chromebook x360 14b」は同じ14インチでも、360度回転するヒンジを搭載してUSIスタイラスペンにも対応しているコンバーチブルタイプのChromebookとなります。
前述の「14a」よりも少し上のPentium Silver N5030、8GBRAMを搭載していることから、マルチタスクや少し重めの作業をするにあたっても、ゆとりのある性能になっています。
価格は43,000円となりますが、こちらも自動更新ポリシーの期限が2026年6月までとなりますので、長く使うにも選択肢として申し分のない1台となります。
ASUS Chromebook C425TA
続いてASUSからハイエンドデバイスの「ASUS Chromebook C425TA」です。
こちらも実機でレビューしていますが、海外版に比べて非常に良くまとまったスペックで、14インチにフルHDの広視野角ディスプレイ、第8世代のCore m3-8100Yと4GBRAMを搭載しています。
ヒンジが回転しないクラムシェルタイプのモデルとなりますが、ベンチマークでは「HP Chromebook 14a」や「14b」よりも性能が上であることと、価格も34,800円と非常に安価であるため、価格を抑えつつできるだけハイエンドなChromebookが欲しいと思う方には良いモデルです。
自動更新ポリシーも2026年6月と十分な長さがあります。
ASUS Chromebook C223NA
続いて軽量コンパクトがウリの11.6インチモデル「ASUS Chromebook C223NA」です。
これも海外モデルですが実機レビューをしていまして、現在でも11.6インチで軽量かつ低価格モデルとしては選択肢として悪くないと思います。
とくに今回セール対象となっているのは”英語配列”キーボードモデルで、価格はなんと19,800円と非常にお得ですので、ここに魅力を感じる方であればぜひ検討してみてください。
ただし少し前のモデルのため、CPUがCeleron N3350であること、ディスプレイの質が少し悪いため、発色などにこだわる方は控えておく方が良いでしょう。
自動更新ポリシーも他の機種に比べると短めで、2024年6月までとなる点に注意してください。
Acer Chromebook 512 C851-A14N
そしてAcerからは、12インチに3:2のアスペクト比を採用したクラムシェルタイプの「Acer Chromebook 512 C851-A14N」です。
このモデルは一世代前となりますが、CPUにはCeleron N4000、4GBRAMを搭載しており、MILスペック(米国軍堅牢性規格)に対応した丈夫さを重視したモデルです。
教育現場向けにも登場しているモデルのため、外れにくいキーキャップや防滴キーボードも備えているため、大人でも子供でも使える良いモデルとなっています。
セール価格で23,800円と非常にお得で、自動更新ポリシーも2026年6月までと長いため、丈夫さを重視する方には良い選択肢になるはずです。
Acer Chromebook Spin 311 CP311-3H-A14N/E
こちらは今年の10月中旬に発売された、MediaTekのCPUを搭載したコンバーチブルタイプの「Acer Chromebook Spin 311」です。
これも実機を購入してレビューしていますが、タブレットのようにも使えますし、手頃なサイズ感と1kg少々という手軽さがウリの1台だと思います。
しかしCPUがMediaTekのMT8183Cを搭載しているため、CeleronやPentiumを搭載するモデルのように少し負荷が掛かる作業は苦手ですが、サブ機として考えるなら申し分はありません。
価格は31,800円であることと自動更新ポリシーは2028年6月までと最長クラスですので、とりあえず買って長く使ってみようと思う方にもちょうど良いモデルです。
Acer Chromebook Spin 713
さてついにやってきた、ハイエンドモデルの「Acer Chromebook Spin 713」です。
もちろんこの機種も海外から輸入してレビューしていますが、全体的にバランスの取れた良いモデルだと思います。
若干、海外モデルとスペックに差はありますが、13.5インチに2,256×1,504というアスペクト比3:2の高解像度ディスプレイ、第10世代Core i3-10110U、8GBRAM、MILスペック、USIスタイラスペンにも対応、そして”英語配列キーボード”である点は素晴らしいと思います。
重さも前モデル「Spin 13」よりも軽い1.37kgですので、持ち運びでも置いて使っても良い万能モデルと言えます。
価格は67,800円と他モデルに比べて高めですが、それでもこの価格を払う価値があると思いますので、ハイエンドでバランスの取れたモデルを探しているのであれば、ブラックフライデー期間中に「Acer Chromebook Spin 713」をポチってしまうことをオススメします。
なお自動更新ポリシーも2028年6月までと最長クラスなこともポイントです。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook
最後にLenovoですが、こちらはブラックフライデーセールというよりも9,900円オフのクーポン付きでかなりお得になっているため追加で紹介します。
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」もまた実機を購入してレビューしていまして、10.1インチにキックスタンド付きカバーと着脱式キーボードを備えたタブレットタイプのChromebookです。
CPUはMediaTek Helio P60Tを搭載するためCeleronモデルなどに比べるとややパンチに欠けるため、ある程度割り切ってタブレットとしてAndroidアプリを使ったり、キーボードを装着してChromebookとして使ったりと、サブ機のようにバランスよく使うのにちょうど良いモデルです。
性能は控えめでも、コンパクトで軽量なChromebookとタブレットを1台で賄いたい…と考えている方などは検討してみる価値はあると思います。
このモデルも自動更新ポリシーは2028年6月までと最長クラスとなっています。
ということで、現時点(2020/11/27 21:51)における2020年ブラックフライデーセールについて、Chromebookの対象はこのようになっています。
今後追加される可能性もありますので引き続き追っていきますが、どのモデルも非常にお得ですし、どれを選んでも損はないと言えるモデルですので、ぜひこのタイミングで検討してみてください。