「Nokia X6(6.1 Plus)」を購入したのでレビュー!ついに初期設定から日本語表記に対応しました。

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「Nokia 6.1 Plus」を 購入したのでレビュー!

長らくお待たせいたしました。

以前、「Nokia X6(6.1 Plus)」に関した記事を投稿してからかなり時間が経過してしまいましたが、ようやく「Nokia X6(6.1 Plus)」を購入したのでレビューしていこうと思います。

12月のAndroidセキュリティアップデートで、一部の機種で初期言語設定から日本語を選択できるようになったという話をちらほら聞いていましたが、「Nokia X6(6.1 Plus)」もその対象になっていたようで、手間をかけずに無事日本語で使えるようになっています。

ということで、まずは「Nokia X6 (6.1 Plus)」のスペックをおさらい。

目次

「Nokia X6 (6.1 Plus)」のスペック

Nokia X6(2018)
6.1 Plus
OS Android 8.1 Oreo
ディスプレイ 5.8インチ
2,280 × 1,080
CPU Snapdragon 636
1.8GHz(8core)
RAM 3GB / 4GB/ 6GB
内部ストレージ 32GB / 64GB
外部ストレージ microSD
(最大256GB)
カメラ メイン 16MP+5MP
フロント 16MP
ポート USB-C
イヤホンジャック
バッテリー 3,060mAh
その他 背面指紋認証センサ
サイズ 縦147.2 × 幅71
× 厚み8.6 mm
重さ 151g

このようなスペックになっています。

今回購入したモデルは4GBRAM/64GBのもので、性能的にはまさにミドルレンジクラスというものです。

スペックに関するコメントは、発表時や比較記事でも書いていますのでここでは割愛しておきます。

ちなみに私が購入しているモデルは、中国市場向けの「TA-1083」というモデルですが、私が購入した時点(2019/01/12)では、すでに最新のAndroid 9 Pieにアップデートが可能で、端末名も「Nokia 6.1 Plus」となっていますし、先の日本語設定も可能になっていることから、中国市場向けといっても対応バンドの違いくらいでそこまで気にしなくても良さそうです。

そのため、今後この記事内では「Nokia 6.1 Plus」に統一して書いていきます。

ではさっそく届いたブツを開封していきます。

開封 / 中国らしいシール

まずは化粧箱から。

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EUとか台湾版を買うとないんですが、このモデルだと盗難防止のためにシールが貼られてるんですよね。

せっかくの良い雰囲気の箱が残念。

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こちらは箱の裏面です。

このモデルは中国版のため箱書きは中国語です。またモデル名も「Nokia X6」となっています。

ではフタを開けてみます。

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なかなかいい感じの雰囲気です。
以外と箱自体もコンパクトな感じになっています。

本体以外の内容物をチェックしておきます。

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左から取説、樹脂製ソフトカバー、充電器、USB-Cケーブルです。

先日レビューしている「Xioami Mi 8 Lite」もそうでしたが、ソフトカバーが含まれているのは嬉しいですよね。

充電器は日本でも一応使うことのできるプラグタイプですので、このまま使うことが可能です。

外観チェック / ノッチあり

ではまずディスプレイ側から。

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反射で写り込んでしまいましたが、こんな感じです。

薄っすらとですが、ノッチがあるのがわかると思います。
また「Nokia 6.1」ではNOKIAロゴは右上にありましたが、「Nokia 6.1 Plus」では下側に移動しています。

では次に裏面を見ていきます。

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こちらもかなり写り込みもありますし、後程比較画像を貼りますが、「6.1」や「7 Plus」と比較してツルっとしているせいで滑りやすく感じます。

その他で言えば、カメラ部分にはCarl Zeissのロゴもありませんが、そのくらいですかね。

では次に側面をさらっとみていきます。

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右側面には電源ボタンとボリュームキー。

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左側面にはSIMスロット。

この「Nokia 6.1 Plus」は、デュアルSIM仕様となっていますが、片方はmicroSDと共用になっています。

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上側面はヘッドホンジャックがついています。

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下側面にはUSB-Cポート。

とまあいつもどおりの感じです。
では簡単に大きさの比較だけ、「6.1」と「7 Plus」としてみます。

「6.1」と「6.1 Plus」と「7 Plus」

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ディスプレイ側をざっくりと見ていきますと、「6.1 Plus」が最もコンパクトではありますが、ディスプレイ面に関しては最大の「7 Plus」とほぼ同じです。

上下のベゼルは狭いですし、ノッチもありますので画面の最大化が効いている感じですね。

気になるところで言えば、フロントカメラがやや中央寄りになったというくらいでしょうか。

次は裏面を見てみます。

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ここで気になるのは素材感の違いでしょうか。

「7 Plus」はプラっぽい表面加工で「6.1」はメタル感の強い感じです。
対する「6.1 Plus」は、プラスチッキーですがかなりキレイに磨かれているので、反射がすごいです。

指紋もベタベタついてしまいますが、ネイビーだとそんなに目立たないのが幸いという感じです。

持ちやすさで言えば、個人的には「7 Plus」が好みですが、「6.1」の幅広に比べるとスッキリして持ちやすく、女性や手の小さい方にはちょうどよいと感じるくらいかと思います。

起動させてみます

ではさっそく「Nokia 6.1 Plus」を起動させてみます。

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中国市場向けとはいっても、ちゃんとAndroid Oneデバイスですし、どういうわけか「Nokia 6.1 Plus (X6)」に関しては、「7 Plus」よりもアップデートが優遇されてる感じがあります。

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そしてNOKIAのロゴが登場し、いつもどおり起動とともにNokia Tuneが流れます。

この後、順序どおり設定を進めていけば良いわけで、「Nokia 6.1 Plus」の場合はアップデートによりAndroid 9 Pieがインストールされまして、再起動をかけます。

すると…

ついに日本語対応

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何と日本語をこの時点で選択できるようになっています!やったねチクショウ!

以前までであれば、一度起動しきった後に日本語化するためのアプリをインストールして、PCやMacを使ってadbコマンドを叩いて…という初心者には大変辛い作業がありましたが、今回から国内でも販売されているような普通のAndroidスマートフォンとして扱うことが可能です。

ちなみに聞いた話では、「3」、「5.1 Plus」「X6(6.1 Plus)」、「X7」は日本語化できるということですが、手持ちにない機種ばかりなので、今回の「X6(6.1 Plus)」のみ実機で確認済みとなります。

12月のアップデートを受け取れた端末が日本語選択可能になっているということなので、これを受信できている機種はおそらく大丈夫でしょう。
ちなみに私の「Nokia 7 Plus(CNモデル)」と「Nokia 1」には降ってきていません…トホホ(3.1と6.1については後程確認しておきます)。

何にせよ、標準で日本語化できるということは誰でも手に取りやすくなったということなので、嬉しいことだと思います。

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ということで、無事に起動しました。

画面を見て頂ければわかるかと思いますが、しっかりとAndroid 9 Pieにアップデートされていますし、ちゃんと日本語表示になっています。

一応、設定画面を開いておきます。

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こちらも無事に日本語化されていますね。

以前のように無理やり日本語化すると、こういった設定画面は英語のままというパターンもありましたが(Nokia 1など)、OSレベルでの対応になったので問題はありません。

それでも新機能の一部など(ノッチを隠す)は、英語のままになっていたりします。

ちなみに「6.1 Plus」のノッチを隠したい場合には、設定画面のディスプレイを選択肢、「Full bezel」という項目をオンにすれば黒塗り表示になります。

カメラについて

「Nokia 6.1 Plus」では、ベースの「6.1」やひとつ上の「7 Plus」と違い、リアカメラにCarl Zeissのロゴがありませんが、画素数的にはそれらよりも上の16MPとなっています。

実際に撮影したサンプルを貼っておきます。
クリックで大きくなりますが、重いので通信速度を気にする方は開かないでくださいませ。

IMG_20190112_151625

IMG_20190112_154121

どちらも補正・加工なしで撮影しています。

相変わらず低照度のところで撮影するのは苦手なようですが、同じ条件なら何となく「7 Plus」よりもマシな感じがします。

ただ機能面の違いなのか、キレイに撮影できた感じがするのは「7 Plus」だと思いますが、正直コダワリを持って撮影しない限りは、そこまで差はないように感じます。

なので、普段何気なくスマホで写メを撮る方やキレイに取れるカメラがあると嬉しい…くらいに思う方であれば、十分すぎるほどかと思います。

実際に使ってみて

やっぱり思ったことは、このスペックでこの価格なら十分過ぎるほどだなあということ。

動作速度もそうですが、全体のクオリティやカメラについても、よほどゲームをするとかそういうハードな使い方を目的としないのであれば、「6.1 Plus」はコンパクトですし、万人受けしそうなスマートフォンだと思います。

これまでハードルの高かった日本語化の問題も、12月のアップデートでなくなったわけですし、まさに初心者にオススメできるコンパクトでスペックと価格のバランスが取れたミドルクラスのスマートフォンじゃないでしょうか。

ただ初心者向けといっても、購入に関しては輸入する必要がありますし、起動直後からアップデートするまでは英語画面なので、最低限英語を読める(あるいは操作がわかる)方でないといけないので、ゼロからの方だと変わらず難しいかもしれません。

しかしそうい方だとこの記事にたどり着くこともないような気がしますので、本当にこの「6.1 Plus」は初心者、あるいはノキアスマホをデビューする方には過不足のないバランスが取れた素晴らしいモデルだと思います。

SIMについて

今回、私が試したb-mobileの通話SIMと楽天(旧Freetel)のデータ専用SIMですが、いずれも通話・通信とも問題なく使用できています。

以前、何名かの方からデータ通信ができない等々のお問い合わせがありましたが、私の持っていたAndroid 9 Pieにアップデートされた「6.1」などは使えていましたし、アップデートされていない機種は問題なかったこと、少なくとも現段階の「6.1 Plus」が通じることから、おそらくAPN設定ミスかOS側の問題かと思います。

今まで使えたけど…という場合を考慮し、私自身も海外サイトで情報収集をしてみたところ、はっきりとした原因を突き止めることはできませんでしたが、海外フォーラムなどで似たような話が出ていたので、おそらくOS側の原因である可能性が高かったと思います。

少なくとも今は問題ないはずですので、ノキアスマホが悪いわけではない…というところだけご理解頂ければと思います。

「7 Plus」と比較するのは難しい…

正直に申し上げますと、「Nokia 7 Plus」とどっちが良いか問われると物凄く悩むところだと思います。

なぜなら、私の「7 Plus」は6GBRAMモデル(中国向け)なので、おそらく全体的な仕上がりは「6.1 Plus」よりも良いと感じるところです。

しかしアップデートがAndroid 9 Pieどころか5月のセキュリティパッチで止まっている状態なんですよね。なので「6.1 Plus」の方が最新感があるので私個人としては捨てきれないところです。

しかし、Android 9 Pieにアップデートされ、最新パッチも取れるグローバルモデルであったとすれば、やっぱり「7 Plus」の方が満足度は高いと思います。

ただこれから新規に購入を考える方で、性能面と価格、そしてサイズ感を重視する方にとっては、「6.1 Plus」はかなり有力な選択肢になると思います。

私も性能面に文句はないですし、何よりこのコンパクトなサイズ感がいい感じなんですよね。

まとめ

ということで、ざっくりと「Nokia 6.1 Plus」の開封からレビューまでまとめてみました。

本当に早く買っておけば良かったと思わせるくらい、良い出来のスマートフォンだと思います。
何より価格も2万円台ですし、NOKIAブランドを手に入れられると思えば安いもんじゃないでしょうか。

このモデルと「7 Plus」を分ける点で言えば、性能というよりもサイズ感が重要な気がしますので、コンパクトなモデルが欲しい方は「6.1 Plus」を選ぶ方がより良いという感じになりそうです。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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