Acerが「Chromebook Spin 713 / Enterprise」と「Spin 311」の新モデルを発表

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日本時間の2020/06/23、22時から開催されたnext@acer 2020にて、一般向けの「Acer Chromebook Spin 713」とエンタープライズ向けの「Acer Chromebook Spin 713 Enterprise」、そしてしれっと教育向けの新しい「Acer Chromebook Spin 311」が発表となりました。

このうち、「Chromebook Spin 713 / Spin 713 Enterprise」に関しては、4月のはじめにヨーロッパ市場で発売されている「Chromebook Spin 13(CP713)」と同じモデルのようです。

目次

Acer Chromebook Spin 713 / Enterprise (CP713-2W)

Chromebook Spin 713
Spin 713 Enterprise
(CP713-2W)
ディスプレイ13.5インチ IPS
2256 × 1,504
360度ヒンジ
CPUPentium Gold 6450U
Core i3-10110U
Core i5-10210U(10310U)
Core i7-10510U(10610U)
RAM4GB / 8GB / 16GB
内部ストレージ64GB eMMC
128GB eMMC
128GB PCIe NVMe
256GB PCIe NVMe
外部ストレージmicroSD
ポートUSB-C(3.1) ×2
USB-A(3.1) ×1
HDMI ×1
イヤホンジャック
ネットワークBluetooth 5.0
Wi-Fi 6
その他バックライトキーボード
MIL-STD 810G
バッテリー最大10時間
サイズ300.6×235×16.8mm
重さ1.37kg

まだ公式サイト上には、Enterpriseモデルの「Chromebook Spin 713」についての詳細は出ていませんが、公開されている情報を元にすれば、おそらく4月にヨーロッパ市場でラインナップされていた「Acer Chromebook Spin 13 CP713」と同様のモデルであると思われます。

一般向けモデルでは、Core i5-10210Uと16GBRAM、256GB PCIe SSDを搭載しているモデルが最上位でしたが、発表時の動画を見た限りでは、エンタープライズモデルは第10世代のCore i7を搭載するモデルが最上位となるようです。

後々の情報で、最上位はCore i7-10610Uを搭載することがわかりました。

この他は、すでにお伝えしているモデルと同じで、スタイラスペンがなくなったことや、メタルボディになったことで重さが1.37kgと現行の「Spin 13」からわずかに軽くなったことが上げられます。

ハイエンドかつフルHD以上の解像度を求めているユーザーならこれは狙い目のモデルだと思います。

より詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧頂ければと思います。

なお、価格は一般向けモデルが7月から販売開始で629.99ドル(789ユーロ)からとなっており、エンタープライズ向けは8月から販売開始、1,099ドル(899ユーロ)からとなるようです。

実機レビューはこちら

米国から輸入したモデルを2020年9月7日に実機レビューをしています。

HelenTech
Acer Chromebook Spin 713(CP713-2W)をレビュー。ハイスペックで最もおすすめできる1台 | HelenTech 今回は、海外でも評判の良いハイスペックモデルの今後のスタンダードモデルとなりそうな「Acer Chromebook Spin 713(CP713-2W)」を購入したのでレビューしていきたいと思いま...

Acer Chromebook Spin 311(CP311-3H)

つづいて教育向けとなる新モデル「Chromebook Spin 311(CP311-3H)」です。

Acer Chromebook Spin 311
ディスプレイ11.6インチ IPS
1,366 × 768
CPUMediaTek M8183C
RAM4GB
内部ストレージ32GB eMMC
64GB eMMC
ポートUSB-C ×1
USB-A ×1
イヤホンジャック
ネットワークBluetooth 4.2
802.11ac
バッテリー最大15時間
サイズ290×206×18.8mm
重さ1.05kg

こちらは軽量かつコンパクトなモデルで、Chromebookとしては2機種目の採用となるMediaTekのM8183Cを搭載しているのが特長です。

そのおかげもあってバッテリー駆動時間が最大15時間と、Chromebookでも最長クラスの駆動時間となっています。

一方、採用しているM8183Cは、AmazonのFire HDにも採用される程度の性能となっていますので、あまり過度な期待はせず本当に簡単な操作、小学校等の教育向けという程度であれば問題のない範囲にとどまると思います。

しかし、IPS方式を採用してタッチスクリーンにも対応、360度回転のヒンジでコンバーチブルタイプとなっていますので、案外使いやすいモデルじゃないかなと思います。

USB-Cポートが左側一つしかないのは少し残念ですが、価格は259.99ドル(349ユーロ)とエントリーモデルらしい仕上がりとも言えますので、軽量な11.6インチを探している方には面白い選択肢かもしれません。

Acer Chromebook Spin 311は7月から販売開始となるようです。

おそらくどちらも一般向けとして米国Amazon等でも登場する可能性がありますので、登場して購入できるようであればお伝えしていきたいと思います。

日本では…出るかなあ?

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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