すでにいくつかのメディアでも取り上げられていますが、Qualcommの次世代チップセット Snapdragon 8cx Gen 3(SC8280)のベンチマークが再びGeekbenchに登場しました。
このベンチマークは「Lenovo QRD」というデバイス名で登録されており、QRDはおそらくQualcomm Reference Deviceを示していると思われ、過去に登場したときよりもスコアが向上しています。
ベンチマークスコアの結果はシングルコアスコアが1,010、マルチコアスコアが5,335となっていて、もしこの数値が本当であれば、Snapdragon 8cx Gen 2よりも確実に性能が改善していることになります。

なおGen 2は参考元によるとシングルコアスコアが797、マルチコアスコアが3,006という結果を示しています。
今回のスコアだけで判断するべきではないと思いますが、結果を信じればインテルの第10世代 Core i5-10210Uとほぼ同じシングルコアで、マルチコアは第11世代のCore i7-1165G7よりも上というものになります。
AppleのM1ほどのスコアではないにせよ、IntelやAMDの上位CPUを上回った結果となっているため、あとは実機での動作に期待したいところです。
ただ、今回のスコアがフェイクでないことが前提となりますし、最終的にリリースされるデバイスとは異なるデバイスでテストしているものの可能性もありますので、今後の情報を待ちたいと思います。
Source : Windows Central