先月の終わりに内蔵プライバシースクリーンを備える可能性のあるChromebook「Jinlon」というモデルがありましたが、こちらもGeekbench上にベンチマークが登場しており、Intelの第10世代 Core i3-10110U、i5-10310U、i7-10610Uを搭載するモデルが存在することが明らかになりました。
すでにコミットの情報から、第10世代CPUを搭載することはわかっていましたが、このように出てくれて一安心。
現時点ではモデル名が「Hatch」のままでボード名が”jinlon”となっていること、Geekbenchのv4ではCPU3種についてベンチマークがありましたが、v5ではi5モデルがひとつだけ掲載されていました。
上記の3つが、Geekbench 4におけるベンチマークの結果となっています。
続いてGeekbench 5でのベンチマーク結果。

どちらも3月時点での測定結果となっていますが、ベンチマークが登場しているということは、それなりに開発が進んでいると考えて良さそうです。
ちなみにベンチマーク結果を参考にすれば、Chromebook「Jinlon」のCore i3モデルは8GBRAM、i7は16GBRAMをそれぞれ搭載するようですが、Core i5モデルには8GBRAMもしくは16GBRAMの選択肢があるようです。
これまでの情報によると、「Jinlon」はコンバーチブルタイプのChromebookで、LTE対応モデルも存在し、NVMeストレージや指紋センサ、Wi-Fi 6などに加え、デュアルファン構造であるとも言われています。
そして冒頭でお伝えしたように内蔵式プライバシースクリーンが搭載されるとすれば…。
ここまで用意が良いとなると、一般向けモデルというよりエンタープライズ向けの可能性が高くなってきますが、現時点では確定的な情報はありません。
Chromebook「Jinlon」の場合、まだ情報が少ないので即座に登場するものかどうか見極めが難しいところですが、かなり面白いハイエンドモデルであることは間違いなさそうです。
参考 Geekbench