8月上旬にChrome OS 76のStableチャンネルに登場が期待される「Virtual Desks(仮想デスク)」機能ですが、ついにスワイプジェスチャーに対応する可能性が出てきました。
7月のはじめに、キーボードショートカットへの対応も予定されているようだとお伝えしていますが、それに加えてスワイプ操作ができるようになるようです。
個人的にはスワイプ操作でデスクトップの切り替えなどができれば、他のOSと同様にラクになるので、待ち望んでいた機能だったりします。
About Chromebookがコミット上で発見したコードによれば、現在Chrome OSではブラウザのタブを切り替えるために使用される3本指のスワイプ操作がありますが、これと似たような感覚で、4本指を利用した仮想デスクの切り替えを行うようになるようです。
※現在、なぜか4本指操作でもタブの切り替えやオーバービューモードができます
ただ、一度オーバービューモードにする必要があるのか、他のOSのようにそのまま4本指で操作すれば仮想デスクを切り替えられるのかは、はっきりとしていないようです。
いずれにしても、現状のようにオーバービューモードにしてから、トラックパッドやマウスなどで仮想デスクを指定して…という一手間がなくなって簡単になるというのは間違いなさそうです。
この機能のリリース日についてもまだわかっていませんが、そもそも仮想デスク機能自体がStableでないので、多くのChromebookに到着するには、もうしばらく時間がかかるかと思います。
ちなみに、以前動画でもオーバービューモードでウィンドウを別の仮想デスクに移動させるとき、スワイプ操作のウィンドウを閉じるというジェスチャと被ってちょっと面倒ということをお伝えしましたが、後々のアップデートでこの問題が解消されています。
少しずつ使い勝手が良くなっている印象ですので、キーボードショートカットにスワイプジェスチャーが早く実装されてくれると嬉しいですね。
参考Virtual desks for Chromebooks getting a swipe gesture to switch desktops