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新モデル「ASUS Chromebook C434」と現行モデル「Chromebook C302CA」を比較してみる

ASUS Chromebook C434 C302 Comp Chromebook

先日サラッと発表されたASUSのChromebook新モデル「ASUS Chromebook Flip C434」ですが、前記事内でも触れたとおり、現行「Chromebook Flip C302CA」の後継モデルという位置づけでリリースされています。

関連ASUSが「Chromebook Flip C434」も発表!14インチで第8世代Yシリーズ採用の「C302」後継機

後継モデルと言っても、同じようなサイズ感ではなく大型化していますし、地味に変更・追加点が存在しています。

そこで改めて、新モデル「Chromebook C434」と現行モデル「Chromebook C302CA」のスペックなどを比較してみようと思います。

2019/04/17:日本国内でも「C434TA」が発表されました。
詳しくは → ASUSが国内法人向けに「Chromebook C434TA」の8GBRAMモデルを発表!14インチのハイスペックモデル

ちなみにASUSの公式サイト(US)に製品ページが登場したので、発表時の記事よりスペックは詳しく書いています。

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スペックの違い

C434TAC302CA
ディスプレイ14インチ IPS
1,920 × 1,080
タッチスクリーン
12.5インチ IPS
1,920 × 1,080
タッチスクリーン
CPUCore m3-8100Y
Core i5-8200Y
Core i7-8500Y
Core m3-6Y30
Core m5-6Y54
Core m7-6Y75
RAM4GB / 8GB
内部ストレージ32GB eMMC
64GB eMMC
128GB eMMC
外部ストレージmicroSD
(最大2TB)
microSD
ポートUSB-C ×2
USB3.1 ×1
イヤホンジャック
USB-C ×2
イヤホンジャック
その他バックライトキーボード
バッテリー最大10時間
サイズ幅320 × 奥行202
× 厚み15.7mm
幅304 × 奥行210
× 厚み13.7mm
重さ1.45kg1.18kg
価格569ドルから499ドルから

基本的なスペックについては、こんな感じになっています。
ちなみに「C302」には、Pentium 4405Yを採用した32GBストレージモデルがカタログ上存在しますが、一般にはほとんど流通していないと思いましたので除外しています。

では、各箇所をチェックしていきましょう。

ディスプレイとサイズ

いずれもIPS方式のグレア(光沢)タイプの液晶で、タッチスクリーンに対応しています。
当然ながらタブレットモードやテントモードも利用可能になっています。

また調べたところ、新モデルはsRGB色域を100%カバーしているようですので、色味を気にする方や画像編集などに使いやすくなったと言えそうです。

フルHDというのも同じですが、前モデルが12.5インチだったのに対し、新モデルでは14インチとかなり大型化した印象です。

acer chromebook c434 c302 comp display

ただ大型化したと言っても、「C434」はベゼルの狭いタイプのノートパソコンなので、体感的に大画面ですが、実寸は2cmほど広がった程度で、平均的な13インチノートパソコンと同じくらいの横幅に収まっています。2mmほど厚みが増してますが。

その影響で、上下左右のベゼルと奥行きはわずかに「C302」の方が大きくなっています。

ただこの大型化に伴って、個人的に「C302」の推しポイントであった重さが300gほど増加してしまったのは「C434」の残念ポイントだと思います。
とは言うものの、私自身同サイズ感で1.5kgほどの「Acer Chromebook R13」を愛機として使っていましたから、1.45kgくらいならちょっと重く感じるかもしれませんが持ち運ぶのも特に問題はないと思います。…が、軽いほうがやっぱり楽ですからね(笑)

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CPU性能について

こちらは発表時の記事で、新モデル「C434」に搭載される第8世代Core mシリーズに関するベンチマークは紹介しています。

しかし、現行モデルとの比較はしていませんので、改めてベンチマークの結果を紹介しておきます。

製品 / CPU型番
CPU性能
Geekbench
PASS MARK
シングルマルチ
C302m3-6Y300.9-2.2Ghz(2core)260049003051
C434m3-8100Y1.1-3.4Ghz(2core)380070003612
C302m5-6Y541.1-2.7Ghz(2core)310058003367
C434i5-8200Y1.3-3.9Ghz(2core)390981644320
C302m7-6Y751.2-3.1Ghz(2core)340067003485
C434i7-8500Y1.5-4.2Ghz(2core)376780023590

今回はGeekbenchのシングルとマルチ、PASS MARKのベンチマークスコアを参考にしています。

m3モデルの比較

数字だけだとわかりづらいので、それぞれのCPUごとグラフにしてみました。

asus c302 c434 m3 spec comp

m3モデルの比較

まずm3モデルの比較ですが、現行の「C302」(青)から比べると新型「C434」(赤)は、かなりスペックアップしていることがわかります。

シングルスコアもマルチスコアも大幅に上昇していますので、m3だからといって侮れないパワーを秘めたモデルかと思います。
ただでさえ軽量なChrome OSですので、ほとんどのユーザーはm3モデルでも十分そうなパフォーマンスだと思います。

m5 / i5モデルの比較

次は「C302」のm5と「C434」のi5モデルの比較です。

asus c302 c434 m5 spec compe

m5 / i5モデルの比較

こちらも全体的な向上が見られ、「C434」の方が良い結果になっています。

数値的に、現行モデルもそうですがマルチスコアの伸びが高くなるため、より重たい処理や複数の作業を並行して行う場合などに強い傾向があります。

ですので、今後のChrome OS次第ではありますが、画像処理や重たいコード処理、Linuxアプリを中心に活用する場合などは、「C434」のi5モデルを選ぶほうが安心だと思います。

ただ、これまでの感じから行くと入手方法が結構限られそうな感じなので、そこが問題なければ、ヘビーユーザーには良い選択肢だと思います。

m7 / i7モデルの比較

では最後にm7/i7モデルの比較です。

asus c302 c434 m7 spec compe

m7 / i7 モデルの比較

まぁ、新旧どちらも言えることですが、m3とm5(i5)のモデルと比べてあまり伸びが良くないんですよね。

元々の数値自体も、m5(i5)モデルと大差はありませんし、コスト面を考えると正直オススメはしないモデルかなあと思います。

どっちにしても「C434」の方が上

いずれにしても、「C434」の方がスペックは向上しているので、スペックを重視される方は「C434」を選ぶほうが良さそうですね。

その上で、「C434」のなかで安価かつバランスの良いm3モデルが最もオススメで、さらに上のスペックが必要ならi5モデルを…という展開のような気がします。

CPUについてはこんな感じで。

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RAMとストレージ

おそらく現行モデルと変わらず4GBRAM/32 or 64GBストレージや8GB/64 or 128GBとかって感じに出てくる気がします。

ただせっかく新モデル「C434」には、16GBRAMや128GB以上のストレージ、もしくはeMMCでない高速なSSDを搭載するモデルがあっても良かったかなあと思います。

しかしコスト面を考えると、ちょっと手の出しにくい価格になりそうな気がしますので、普及を狙うならコレもありか…と思わなくもないです。

いずれにしても、ここを基準にあえて選ぶことはないと思いますので、参考程度に。

ポート類

新モデルではUSB-Cポート2つにUSB3.1ポートが1つ追加されたことで、使い回ししやすくなったと思います。

ビジネスや学生ならUSBメモリを使うことも多いでしょうし、マウスなどのUSBレシーバー指したりもしやすくなりましたので、ここはプラス点ですね。

あとバックライトキーボードは健在のようなので、これも一安心です。

ASUS Chromebook C434 keyboard

USモデルですがキー配置も素直ですし、本体サイズが大きくなった分、キーピッチにも余裕が出たのかな…?これは実機なりで測定しないとわからないですね、公表してないみたいですし。

ポート類に関しては、やっぱり「C434」の方が使い勝手の面では勝ると思います。

バッテリーについて

ASUSのUS公式サイトに出ていましたが、新モデル「C434」も最大10時間駆動となるようです。

重さがネックにはなりますが、1日外出して作業をする際にも安心して使えるバッテリーかと思います。

この点についても、どちらも同じくらい持つだろうというところでドローです。

価格について

現行モデルは500ドルを切るところからスタートしたので、569ドルスタートの「C434」は割高な印象を受けてしまいますが、それでも他の14インチクラスのハイスペックChromebookのことを考えれば安価であると言うこともできると思います。

同クラスChromebookのことを考えると、このスペックでこの価格ならまだコストパフォーマンスは良いと感じます。

この点については「Google Pixelbook」を使っている身としては、この価格でこのスペックなら全然OKだと思うって感じになってしまうんですよね。もう少し軽ければ…。

単純なコストパフォーマンスという意味では「C302CA」は圧倒的に良いと思います。
しかし、Chrome OSには自動更新ポリシーの期限が存在しますので、長く使いたいのであれば多少高くても「C434」を選ぶ方が安心ではないでしょうか。

ちなみに「C302」の自動更新ポリシーは2022年11月までなので、あと3年と10ヶ月ほどです。
大学生活のはじまりに買うなら、ポリシーは4年以上ある「C434」のが良いかな。

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まとめ

ということで、長くなってしまいましたがざっくりとASUSの「Chromebook C434」と「C302」について比較してみました。

結論から申せば、今後のことを考えて、サイズ感さえ許せば「Chromebook C434」を購入するほうが使い勝手も良く、長く使えるモデルではないかと思います。

あとは単純に、Googleの自動更新ポリシーの期限が「C302」より長いこともありますし、法人なんかで導入する際には「C434」の方がより都合が良いかと思います。

もちろん一般ユーザーや学生、ビジネスで個人用に使うとしても使い勝手の良い1台に仕上がっていると思います。

コスト的にもm3モデルであれば、スペックのバランスも良くコストパフォーマンスに優れている印象ですので、今後13インチ以上の大きめChromebookの購入を検討するときには、第一候補として考えても良いかと思います。

ただ現時点では、発売時期がはっきりしていないことと日本国内での展開について明らかになっていないところですね。

輸入となると選択肢はさらに広がりますが、いざというときのサポートを受けられないというデメリットもありますので、心配な方はしばらく待って、日本向けの動きがあるかどうかを確認してからの方がよいかと思います。

いずれにしても、海外公式サイトに詳細が出てきましたので、一度確認をしておくほうがよいかと思います。

ちなみに発表時の記事はこちらです。

関連ASUSが「Chromebook Flip C434」も発表!14インチで第8世代Yシリーズ採用の「C302」後継機