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LenovoのChromebookタブレット「10e」と「Duet」を比較

lenovo 10e and duet chromebook-LenovoのChromebookタブレット「10e」と「Duet」を比較Chromebook

今回は、文教・法人に加え一般でも購入可能となった「Lenovo 10e Chromebook Tablet」と思わぬタイミングで投入された「Lenovo Duet Chromebook」についてスペックを比較しつつ、両者の違いや特長をまとめていこうと思います。

どちらも10.1インチにキーボード付きカバーを備え、エントリークラスの性能とスタイラスペンに対応したモデルと基本的な部分は共通しています。

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スペックの比較

まずはそれぞれのスペックを紹介。

10e Chromebook TabletDuet Chromebook
ディスプレイ10.1インチ
1,920 × 1,200
10.1インチ
1,920×1,200
400nit
CPUMediaTek 8183Helio P60T
RAM4GB4GB
内部ストレージ32GB eMMC64GB eMMC
128GB eMMC
外部ストレージなしなし
カメラ2MPインカメラ
5MP アウトカメラ
リア 8MP
フロント 2MP
ネットワーク802.11ac
Bluetooth 4.2
802.11ac
Bluetooth 4.2
ポートUSB-C ×1
イヤホンジャック
USB-C ×1
イヤホンジャック
バッテリー約16.5時間最大10時間
サイズ249.5×163.6×9.45mm
※252.5×166.6×20mm
239.8×159.8×7.35mm
※244.9×169.3×18.2mm
重さ520g
※960g
426g
※920g
その他キーボードフォリオ
MILスペック
USIスタイラスペン(オプション)
トラックパッド付キーボードカバー
USIスタイラスペン(オプション)
価格57,200円(税込)40,880円(税別)

このような違いになっています。

共通しているのは、ディスプレイサイズとRAM、ネットワーク関連、ポート類、着脱可能なキーボードとカバー、USIスタイラスペンをサポートしているという点になります。

異なる点をざっと挙げると、CPU、ストレージ、カメラ、バッテリー駆動時間、サイズと重さ、MILスペック対応の有無という感じですね。

個人的に大きな違いとなるのは、CPUとキーボードフォリオだと思っていて、そこをピックアップしてみます。

CPUの性能について

まずはCPUの性能について見ていきます。

「10e Chromebook Tablet」には、Amazonの「Fire HD 10(2019)」と同様のMediaTek MT8183が搭載されており、「Duet Chromebook」にはMediaTek Helio P60Tが搭載されています。

共通してベンチマークスコアがあるのは、Geekbenchですので参考までにスコアを掲載しておきます。

new duet and 10e benchmark-LenovoのChromebookタブレット「10e」と「Duet」を比較

※Helio P60Tに関しては実測したものです。

2019年からChromebookではスタンダードになっていた、Celeron N4000と比較してみると、MT8183とHelio P60はどちらもオクタコアである影響もあって、マルチスコアは高く、シングルスコアは控えめとなっています。

それでも、2018年頃のCeleron N3450と近いですし、ここには掲載してませんがN3350と同程度以上のスコアが出ているため、決して悪い性能ではないと思います。

少なくともOP1やMT8173Cよりも性能は向上していますので、よほどハードな作業をしなければ問題ないと思いますし、ミドルレンジのAndroidタブレットに近い使い勝手になると思って良さそうです。

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しかし、OP1やMT8173Cを搭載しているChromebookを使ったことのある方は感じるかと思いますが、CeleronのCPUに比べて底力というか、普段使いでは目立ちませんが、いざ気合を入れた作業をしようとすると、ややモタつきや力不足を感じることがあります。

単純なスコアでは、それらよりもMT8183やHelio P60Tが上ですが、実際にどういう使い方をするか次第なのが難しいですね。

「Duet Chromebook」を少し使った感じでは、Celeron N3350モデルと遜色なく動作しますし、Androidアプリもそれなりに安定しているので、イメージはN3350を搭載するChromebookの動作で良いと思います。

キーボードについて

10.1インチで着脱式キーボード搭載!っていうだけで見落とされがちですが、実は「10e Chromebook Tablet」と「Duet Chromebook」のキーボードカバーには明確な違いがあります。

まず、「10e Chromebook Table」のキーボードにはトラックパッドはなくiPadで言えばロジクールのSLIM FOLIOシリーズに似たデザインとなっています。

そのため、キーボードを利用するためにはカバーが必要となり、厳密には着脱式キーボードと呼べないかもしれません。

また、キーボードフォリオであるため、画面の角度を自由に変更することができず、角度は固定になると思われます。

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対する「Duet Chromebook」にはトラックパッドが搭載され、カバーにキックスタンド、キーボードは取り外すことができます。

「Duet Chromebook」はカバー着けていれば、キーボードを取り外してタブレット単体で角度調整ができるなど、「10e Chromebook」よりも活用の幅が広がっていると思います。

Surfaceっぽいキーボードではありますが、あちらのようにキーボードの角度を変更することはできずペタッとした状態での使用になります。

キーボードに関しては、タブレットとしてだけでなくChromebookとしても使いやすそうなことを考えると「Duet Chromebook」の方が良さそうですが、タブレットとして使うことだけを考えると、MILスペックにも対応している「10e Chromebook Tablet」でも問題はなさそうです。

ここはタブレットとしてかChromebookとしてか、どちらに重きを置くかで選択が変わりそうですね。

ただどちらも英語配列となっているので、ローマ字を習っていない年齢だとキーボードの良さが活かせないという点もありますが、ソフトウェアキーボードでとりあえず代用はできるので、この点はタブレットタイプの良さだと思います。

ちなみにサイズ感でいうと、10.1の唯一無二なChromebook「ASUS Chromebook C101PA」より1〜2cmほどコンパクトになっているため、どちらも代替機としての選択肢になると思います。

バッテリー駆動時間

これはあくまで公称値のお話ですが、MT8183を搭載する「10e Chromebook Table」は最大16.5時間と、これまでに登場しているChromebookでも最長のバッテリー駆動時間となっています。

対する「Duet Chromebook」は最大10時間と、Chromebookとしては平均的なものとなっているのが違いです。

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ただ普通に考えると、例えば「10e」と同じCPUを搭載する「Fire HD 10」でも最大で12時間となっていますし、Chrome OSで動作する「10e」を考えると、果たして実働がどうなるのかは気になるところです。

とは言え、10時間前後も持てば仕事でも学校でも十分かと思いますので、このあたりに大きな差はないと言っても良さそうです。

その他の細かいところ

あとはカメラ性能が微妙に違っていて、「10e」は国内で考えると文教向けモデルらしいリア5MP(AF)、フロント2MPとなっていますが、「Duet」はリア8MPとフロント2MPとややリアが高画素となっています。

文教向けモデルの方がカメラをよく使いそうな気がするんですが、Chrome OSタブレットでスマホ並に写真を撮ることは少ないと思いますし、どちらもオートフォーカス機能がありますので、ここは大きな差ではないと思います。

あとはストレージも違いはありますが、ローカルにデータを保存する機会は限られますし、Androidアプリの利用があっても酷使することがなければ問題はないでしょうし、スペック的にはLinuxアプリを動かすのも微妙なところなので、これも問題ないと思います。

USIスタイラスペンサポートについては、まだ実機がないのでなんとも言えませんが、ペンを利用した書き込みを考えているユーザーにも十分使えることを考えると、悪くないものと思います。

価格について

CPUの項目で書いたように「10e Chromebook」の性能は、Amazonの「Fire HD 10」と同程度の性能かと思いますが、いかにMILスペックとキーボードフォリオがセットとはいえ、5万円台後半の価格は悩ましいものだと思います。

できれば5万円に収まる価格で登場してくれれば、これまでに登場しているChromebookタブレットや「ASUS Chromebook C101PA」の代替としてオススメできるものになったと思います。

この価格だと、キーボードが不要なら「ASUS Chromebook C100PA」でも悪くない気がしますね。

「Duet Chromebook」に関しては、大方の予想を覆す4万円台前半という低価格なところで展開してきました。

こうなると私としては、特殊な用途や目的が無い限り「Duet Chromebook」をオススメします。

ただ注意点として、公式ストアや家電量販店で販売されるモデルは128GBストレージですが、Amazonで販売されるモデルは64GBストレージで少しだけ安くなっている点です。

どちらを選んでも問題ないと思いますが、価格差を見ても128GBストレージモデルを購入するほうが長い目で見て損はないと思います。

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まとめ

ということで、LenovoのChromebookタブレット「10e Chromebook Table」と「Duet Chromebook」についてスペックと違いを比べておきました。

どちらも同じキーボードカバー付きのChromebookタブレットで、性能も似た感じではありますが、向いている用途はうまく別れていると思いますので、タブレットがベースか、Chromebookがベースかで選べば良いと思います。

個人的にはどっちの用途でも、「Lenovo Duet Chromebook」を選べば損はしないだろうと思っています

国内で「Lenovo 10e Chromebook Tablet」が発売されたことは嬉しいですが、今回はちょっと狙いがズレた印象があるので、勿体ないなあと感じですね。

しかし、どちらも文教向けだけでなく一般でも購入できるようになったのは、Lenovoの判断が素晴らしいところだと思います。

ということで、興味のある方は、ぜひLenovo公式ストアや家電量販店をチェックしてみてください。

なお、「Duet Chromebook」については実機レビューをまとめていますので、興味のある方はぜひそちらもご覧くださいませ。

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