ファイル共有「Nearby Share」のChromebookにおける動作が明らかに

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先月、Chromebookに限らずChromeブラウザがインストールできる様々なデバイスで利用可能になることがわかった、iOSの”AirDrop”のクローンとも言えるファイル共有機能”Nearby Shere”ですが、ついにChromebook上での動作について、初期段階ではありますが、どのように機能するかが動画で登場しました。

今回の動画はChromeStoryが公開したもので、ChromebookとAndroidデバイスの間の”Nearby Share”の連携がわかるものです。

引き続き、この機能はCanaryチャンネルのみでの利用となっているようですが、すでにフラグも登場しており、ごく一部のユーザーであれば試すことができるようになっています。

現在の”Nearby Share”は、Bluetoothを利用した共有のみとなるようですが、よりAirDropライクの機能であればWi-Fi接続を利用する通信も可能になる可能性があります。

Wi-Fiを利用する方が、帯域幅も大きいですしより重いファイルのやりとりがスムーズにできるようになりますので、Googleドライブなどを経由するひと手間などがなくなると思うと、かなり便利になります。

なお、MacのChrome Canary 86でも、フラグ chrome://flags/#nearby-sharing を有効化することで”Nearby Share”を利用できることが報告されているため、Chrome OSにおいてもOS 86で実装される可能性があります。

また、開発段階ということもあるため、現時点ではiOSのAirDropのように共有したいデバイスを選択して送る…という手順ではなく、一度Androidデバイス側でリクエストを受け入れ、受信できるようにしないといけないという手間があるようです。

Chrome OS 86がStableに到着するまではまだしばらくありますので、もっと手軽で便利になってくれると嬉しいですね。

ちなみに私はまだ実機で試していませんが、今後Devチャンネルに登場したときには試すつもりです。

参考 How to use Nearby Share on Chromebook

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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