アンダーディスプレイフロントカメラを搭載するスマートフォンは、ZTEをはじめとした中国のスマートフォンメーカーからリリースやプロトタイプのデモが行われています。
将来的にHuaweiやSamsungなどからも登場すると見られますが、Googleもアンダーディスプレイカメラを搭載した”Pixel”スマートフォンと見られるデザインの特許を出願していることが明らかとなりました。
今回出願されている特許には、アンダーディスプレイフロントカメラを搭載していると明言しているわけではありません。
しかし、資料に添付された画像ではフロントカメラがディスプレイ下に隠れているようなデザインになっています。

ノッチやパンチホールもユーザーによっては好みが分かれるところですし、全面を画面として使用できるアンダーディスプレイカメラは面白い選択になると思います。
また、以前リークされた「Pixel 5 Pro」と呼ばれる機種のプロトタイプ画像を見ても、フロントカメラ部分がパンチホールでもノッチでもないため、開発に着手していることはほぼ確実と言ってよさそうです。
しかし現状では、アンダーディスプレイのカメラにも問題がないわけではなく、画面の明るさがカメラ部分だけ不均一になったり、写真撮影時の光の問題など解決すべき点はまだまだあるようです。
課題はあるとは言え、各社が揃ってアンダーディスプレイカメラを採用していますし、Googleもプロトタイプも作っているとなれば、可能性は高いと思います。
これが「Pixel 5 Pro」なのか「Pixel 6」として登場するかはわかりませんが、少なくとも直近のフラッグシップモデルで搭載される可能性は低そうです。
なお、Googleがリリース予定の次期フラッグシップモデルについては、いまのところ独自のチップセットを搭載する可能性があることくらいしか情報は出ていません。
Source: Phone Arena