HPから正式発表や製品ページはありませんが、公式サイト上のPDFデータから第10世代のIntel CPUを搭載する「HP Chromebox Enterprise G3」が登場することがわかり、スペックも明らかになっています。
なおこの段階では海外のHP公式サイト上のデータになるため、日本での展開の可能性についてはまだ不明です。
ChromebookだけでなくChromeboxも登場したので一安心。
9月22日:正式に発表されました
詳しくは以下の記事をご覧ください。
HP Chromebox Enterprise G3 のスペック
OS | Chrome OS with Enterprise Upgrade |
CPU | Celeron 5205U Core i3-10110U Core i5-10310U Core i7-10610U |
RAM | 最大16GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC 64GB eMMC 128GB PCIe NVMe M.2 SSD |
外部ストレージ | microSD |
ポート(前面) | カードスロット、イヤホンジャック、USB-A ×2 |
ポート(背面) | 電源、RJ-45、USB-A ×2、USB-C ×1、HDMI ×2 |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth |
サイズ | 149×149×40mm |
重さ | 0.59kg |
自動更新ポリシー | 2026年6月 ※2028年に延長の可能性あり |
公開されたスペックシートからわかるのは以上のとおりです。
第10世代のIntel、Celeron 5205UからCore i7-10610Uまでに対応し、最大16GBRAMを搭載します。
ストレージは32GBか64GB eMMCもしくは128GB PCIe SSDとなっている点に違いがあります。
新世代のChromeboxのため、Wi-Fi 6に対応しているのも特長で、そうなると自動更新ポリシーも最長8年になるはずですが、PDF上では2026年6月までとなっているため、ここは少し注意する必要がありそうです。
HDMIポートが2つ搭載されていることもポイントで、デュアル4Kモニターのサポートや最大3台のモニター(USB-Cポート利用)に接続が可能、もちろんVESAマウント対応となっていて、ビジネスの作業効率アップだけでなくKIOSKなど様々な用途でも柔軟に使用できるChromeboxとなっています。
ただし、現時点ではまだ正式発表やページもありませんし、いつ発表・発売となるかもわかっていません。
とは言うものの、Chromeboxの新モデル登場はいつになるかと不安視していましたが、このタイミングで登場したことは喜ばしいことだと思います。
おそらく海外での発表となりますが、情報が出次第改めて紹介していきます。