先日、Stableチャンネルに登場したChrome OSの仮想デスクトップ機能「Virtual Desks」ですが、早くもOS 77以上のDevもしくはBetaチャンネル上で、キーボードショートカットによる操作が可能になっています。
手持ちの機種では「Google Pixelbook」以外で試していませんが、おそらくDevチャンネルにしてあるモデルであれば、他のChromebookでも可能かと思います。
今回の利用可能となったキーボードショートカットは、7月はじめに紹介しているものと変わりありませんので、予定通りの実装となったようです。
- Ctrl+Search + = 新しいデスクを追加
- Ctrl+Search + – デスクを削除
- Ctrl+Search + ] 右側のデスクをアクティブに (あれば).
- Ctrl+Search + [ 左側のデスクをアクティブに (あれば).
- Ctrl+Search+Shift+] アクティブなウィンドウを右側のデスクに移動
- Ctrl+Search+Shift+[ アクティブなウィンドウを左側のデスクに移動
これにより、いちいちマウスやトラックパッドで操作しなくても簡単にデスク作成やデスク間の移動、アクティブウィンドウの移動が可能になるので、より効率的に操作できるんじゃないかなと思います。
また、これまでにも何度かお伝えしているとおり、仮想デスクトップ機能を使うためには Chrome://flags から Enable Virtual Desks を有効化する必要があります。

仮想デスクトップのキーボードショートカットは、現状ではBetaチャンネル以前のユーザーになりますが、Stableチャンネルでも使えるようになるのは、おそらくChrome OS 78からと見られていますので、多くのユーザーが使えるようになるのはもう少し先のことになりそうです。
いずれにしても、キーボードショートカットが実装されたということが嬉しいところですよね。
仮想デスクトップ機能の動作については、簡単ですが下記動画で紹介していますので参考まで。