AntutuがAndroidスマホの2022年1月ベンチマークスコアリストを公開。Snapdragon 8 Gen 1が上位を占める

Antutuが2022年1月のベンチマークスコアリストを公開。Snapdragon 8 Gen 1が上位を占めるAndroid

ベンチマークでお馴染みAntutuから2022年1月に測定されたAndroidスマートフォンのパフォーマンス TOP10のリストを公開されましたが、そのうち7つをSnapdragon 8 Gen 1が占める結果になりました。なおこのリストは、フラッグシップモデルとミッドレンジモデルの2つのジャンルに分かれています。

フラッグシップモデルのスコアは下の画像をご覧いただくとおり、上位7位をSnapdragon 8 Gen 1を搭載するスマートフォンとなっていて、いずれも94万点以上の結果を残しています。

Antutuが2022年1月のベンチマークスコアリストを公開。Snapdragon 8 Gen 1が上位を占める

中国語表記になっている機種もあるので英語表記に直してみますが、上から順に「iQOO 9 Pro」、「iQOO 9」、「realme GT2 Pro」、「OnePlus 10 Pro」、「Xiaomi 12 Pro」、「Motorola Edge X30」、「Xiaomi 12」、「Black Shark 4S Pro」、「RedMagic 6S Pro」、「iQOO 8 Pro」となります。

「Black Shark 4S Pro」と「RedMagic 6S Pro」はSnapdragon 888 Plusを搭載するゲーミングスマートフォンという位置づけのモデルになりますが、ゲーミングに限らない上位7モデルのほうがスコアが高い結果になりました。

またこれらの結果から見れば、Snapdragon 888 Plusから比べるとSnapdragon 8 Gen 1は約20%程度のパフォーマンスが向上したと言えます。

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続いてミッドレンジでは、上位9つがSnapdragon 788G(Plus)が占めており、唯一Dimensity 900を搭載するモデルが1つランクインしています。

Antutuが2022年1月のベンチマークスコアリストを公開。Snapdragon 8 Gen 1が上位を占める

上から順に英語表記になおしていくと、「iQOO Z5」、「Honor 60 Pro」、「OPPO Reno7 5G」、「Xiaomi 11 Youth Edition」、「Xiaomi Civi」、「Honor 60」、「Honor 50 Pro」、「Honor 50」、「OPPO Reno6 5G」、「Huawei nova 9」となります。

ほぼHonorのスマートフォンが占めていますが、フラッグシップモデルに続き「iQoo」のスマートフォンが1位となっています。

やはりミッドレンジもMediaTekよりQualcommが優位と見られますが、Snapdragon 8 Gen 1も発熱などの問題が残されており、まだ改善の余地があるようです。

今後、Dimensityの新チップセットなども登場してくればSnapdragon一強から変わる可能性もありますので、期待したいところですね。

Source : Antutu, via Sparrow News