Chromebookで採用されているスタイラスペンの新規格Universal Stylus Initiativeが、いくつかの新機能を追加した新しいバージョン2.0を発表しています。
この新バージョン登場により、近距離無線通信(NFC)ワイヤレス充電(WLC2.0)に対応し、最大1Wで充電が可能になります。
ただ、USIペンのワイヤレス充電に関してはすでに「HP Chromebook x2 11」や国内未発売のChromebookで一部取り入れられていますので、目新しさはないかもしれません。
とは言え、これまでUSIペンの多くはUSB-Cポートによる充電もしくはボタン電池によるものでしたので、いざ電池切れしたときの再充電の手間などがなくなることはペンユーザーにとって重要なポイントだと思います。
さらにバージョン2.0では、カラーパレットのサポートが1600万色以上となり、ペンの傾斜もサポート、セル内タッチセンサーのサポートが追加されたことでUSI 2.0で使用できる製品の種類と数が拡大するとも伝えています。
しかしUSIによると、これらの新機能を”オプション”と表現しているため、今後登場するUSIペンが全て2.0になるということではない可能性があります。
ちなみにUSIからはLenovoの新しいChromebook向けUSIペンが2.0を採用すると伝えていますが、Lenovo側からは特に発表されていません。
Source : 9to5Google