マイクロソフトが今年後半にリリースする計画を立てていたものの、昨年後半にそれをキャンセルしたと言われている「Surface Duo 2」のミッドレンジモデルのプロトタイプが、eBayに登場していたことが報告されました。なお、すでに一覧からは削除されています。
実際にリリースされたときに何と呼ばれるかはわかりませんが、コードネームは「Cronos」と呼ばれていました。これは「Surface Duo 2」の低価格バージョンとして登場する予定のモデルです。
eBayに掲載された画像からは、デバイスのカメラはデュアルカメラ仕様に変わっており、外観はプラスチックで少し丸みを帯びたデザイン、マット加工仕上げとなっています。また搭載されるCPUも上位モデルとは異なる可能性が指摘されていました。ちなみに上位モデルとなる「Duo 2」では、リアカメラはトリプル仕様、プラスチックとガラスの外装、Snapdragon 888などを搭載しています。
この「Cronos」は価格を下げる目的で開発されていたようですが、実際にいくらで販売を計画していたかは不明です。マイクロソフトは2023年後半にリリースする次のフラッグシップ「Surface Duo」の開発に注力するため、これをキャンセルしたと言われています。
今回はキャンセルされている製品のプロトタイプとなりますので、これがリリースされるというわけではありませんが、マイクロソフトはSurface Duoシリーズを拡張することを考えていたことは確実です。しかし現状を考えるとまだ課題はあるように思いますので、無理に増やすよりはしっかりとベースを作るべきかなと思います。
Source: 9to5Google