Microsoftが毎年恒例となったSurfaceシリーズの新製品発表会を10月12日に開催します。すでにいくつかのSurfaceデバイスに関するリークが出ていますが、「Surface Pro」と「Surface Laptop」の新モデルだけでなく、「Surface Studio」や謎のミニデバイスといった噂も登場しています。
Surface Pro 9

まずは確実と言えるのが「Surface Pro 9」の登場です。大きなアップデートが加わるかもしれないと伝えられており、これまでARMベースは「Surface Pro X」シリーズとして切り分けられていましたが、これを「Pro 9」シリーズとして一つのシリーズに統合し、「Pro 9」の選択肢としてSnapdragon搭載機種が含まれる可能性があります。
スペックは過去にリークされており、「Surface Pro 9」はインテル第12世代のCore i5もしくは i7のUシリーズプロセッサ、ARMモデルにはカスタム版のSnapdragon 8cx Gen 3 が採用されると言われています。最大32GBRAMと最大1TBストレージはこれまでと変わりませんが、セルラーモデルは5Gをサポートするようになる可能性があります。
ただ、デザイン面を含めて他に「Surface Pro 8」から大きな変更はなく、13インチ120Hzディスプレイ、2つのUSB-C(Thunderbolt 4)ポート、リア10MP/フロント5MPカメラ、ペンサポートとなるようです。
Surface Laptop 5

もう一つ、2021年の春から更新されていない「Surface Laptop」シリーズもアップデートされると言われており、こちらは外装を含めていくつかの変更が加えられている可能性があります。
13.5インチと15インチの2つのモデルに変更はありませんが、インテル第12世代Core i5およびi7を採用しています。ただ、過去にラインナップされていたAMD Ryzen搭載モデルがないと言われています。
以前のリークでは、ようやくUSB-C(Thunderbolt 4)ポートが2つになると伝えられていますが、基本的なデザインに変更が加わっているわけではないようです。デザインはともかく、USB-Cポートが増えることは期待したいですね。
その他、Surface Studioなど
この他には「Surface Studio 3」が登場するという噂があり、基本的なデザインはそのままに、USB-C(Thunderbolt 4)ポートも備えたインテル第11世代 Core i7(第12世代ではない)にアップグレードされると言われています。しかしSDカードスロットが廃止されるとか、32GBRAMと1TBストレージだけの1モデルしか出ないという話も出ています。
もう一つの噂では、Surfaceラインナップではない可能性がありますが、開発者向けのコンパクトデスクトップが出るという話もあります。
いずれにしても10月12日(現地時間)のMicrosoft Surfaceイベントではデバイスの紹介がメインとなるようです。筆者はこれまで数機種のレビューを続けていますので、新モデルがどう変化しているか楽しみです。