Chromebookの診断アプリにタッチスクリーンをテストする機能が追加されます

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Chromebookのデバイス状況を確認できる「診断(Diagnostics)アプリ」は、現在のChrome OS Stableチャンネルではコード名やビルド、バッテリー容量や状態、CPUとRAM、それらのパフォーマンスなどを簡単に確認できるようになりました。そしてさらに新しい診断機能として、Googleはタッチ入力の問題を診断できるツールをテストしていることが報告されています。

Chrome Unboxedの報告によると、すでにChromium Gerritでいくつかのコミットを発見しており、まだ実際に機能しているわけではありませんが、近いうちにテストツールが導入される可能性を示しています。

さらにディスプレイのタッチに対するテストだけでなく、同様のテストツールをタッチパッドにも導入する計画があることも伝えています。

最大5本の指でスワイプ操作することで問題を把握する仕組みのようで、これによって遅延や入力の失敗、マルチタッチに問題があるのかどうかを診断アプリを使って簡単に把握できるようになります。

現状ではChromebookのタッチスクリーンやタッチパッドに問題があったとしても確認する術がありませんので、Googleが公式ツールとしてこのような問題を確認できるものをリリースすることはユーザーとして非常にありがたいことです。

記事執筆時点では、ChromeOS Canaryでも機能の追加が行われておらず、関連するフラグが発見されたようですがまだ機能していないようです。今後のアップデートに期待ですね。

Source: Chrome Unboxed

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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