Googleが来年、Googleマップに組み込まれた機能はそのままで、専用の「ストリートビュー アプリ」を終了する可能性があることが報告されました。この報告は9to5Googleによるもので、GoogleがPlayストアにアップロードしているアプリの最新バージョンを逆コンパイルして得られた情報となります。
Googleのストリートビューは、ほぼ全ての主要道路を360度見渡せる機能として、AndroidとiOSには専用のスタンドアロンアプリ、Googleマップにも組み込まれて利用可能となりました。
このうち専用のスタンドアロンアプリは、ストリートビューのみを見たいユーザーと独自の360度画像を投稿したいユーザー向けとなっていますが、Googleマップに組み込まれたことや投稿者向けの「Street View Studio」というウェブアプリを提供したことから、単独のストリートビューアプリを終了するという方向性はあり得る話だと思います。
報告によると、最新のアップデートではストリートビューアプリの非推奨化や終了通知をいくつか用意しているとして、2023年3月31日に終了予定であることが確認されています。
ストリートビューの機能自体はGoogleマップに組み込まれているので影響はありませんが、どうやらストリートビューに含まれている「フォトパス」機能は代わりになるものが提供されず、完全に廃止となるようです。
現行バージョンでは公式やアプリによる終了のお知らせ通知はありません。
Source: 9to5Google