GoogleはAppleのAirTagに対抗するため、新しいBluetooth トラッカーデバイスの開発に取り組んでいることが報告されました。これは2021年以降、PixelスマートフォンにUWB接続を組み込んでいることから、この活用方法の一つとして独自のトラッカーデバイスの開発に着手したようです。
Kuba Wojciechowskiの提供による開発中の情報から、このトラッカーは「Grogu」(「GR10」と「Groguaudio」)というコードネームで、Nestチームによって開発されていると伝えられています。
Apple AirTagと同様にオンボードスピーカーが搭載され、Bluetooth LE(Low Energy)だけでなくUWBにも対応していることがわかっています。また、Fast Pair機能ともうまく連携する可能性があるようです。
昨年、AndroidデバイスにBluetoothトラッカーを検出できるようにする機能が組み込まれるといった情報も出ていましたので、それと並行してトラッカーの開発も行われることは自然な流れかと思います。
現時点ではこのBluetoothトラッカーがいつリリースされるのかはわかりませんが、Google I/Oで技術の発表がされた後に秋のPixelデバイスイベントで発表されるといった可能性が高いと思われます。
Source: 9to5Google