HPが16:10ディスプレイの｢Chromebook x360 14c｣を海外で発売

HPがCES 2023にてハイエンドの新モデル｢HP Dragonfly Pro Chromebook｣をリリースしましたが、最近になって国内でも馴染みのある14インチモデル｢HP Chromebook x360 14c｣の新しいバージョンも海外で発売されました。

この新しい｢Chromebook x360 14c｣は、インテル第12世代のCoreシリーズプロセッサを搭載し、ディスプレイがこれまでの16:9ではなく16:10のアスペクト比を採用しており、着実にアップグレードされています。

新しい｢HP Chromebook x360 14c｣のスペックは次のとおりです。

スペック

ディスプレイのアスペクト比が変更されたことで本体サイズの幅が小さくなって縦方向がやや広がった以外、外観に関してはほとんどが現行｢x360 14c｣と同じです。ディスプレイ以外の違いで言えば、CPUがインテル第12世代にアップグレードされたことやWebカメラが5MP(最大2592×1944解像度)へと変更されていることが大きなポイントだと思います。

価格は米国Bestbuyにて699ドルで販売されており、ライバルになる機種は間違いなく｢Acer Chromebook Spin 714｣です。USIスタイラスペンが内蔵できるかどうかといった差もあるため、必要性に応じてチョイスすることになると思います。ただ、Acerは日本では発売されておらず、HPのモデルも日本で登場するかは現時点では不明です。

海外でもCore i3モデルがもう少し手頃な価格になったり、日本でも6万円前後で購入できればなかなか良いモデルになりますので、発売を期待したいところですね。

• HP Chromebook x360 14c 2023 – Bestbuy

ちなみに｢HP Dragonfly Pro Chromebook｣も米国HP公式ストアで販売を開始しており、こちらは999ドルからとなっています。