Googleが Pixel Watch のファクトリーイメージを公開するも専用アダプターが必要

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Googleは Pixel Watch を工場出荷状態に戻すファクトリーイメージとOTAイメージを公開しましたが、招待されたユーザーに提供される専用のデバッグ用アダプターが必要になるため、残念ながらほとんどのユーザーはこれを使って気軽に復元することができません。

現在、developers.google.com にある 「Google Pixel Watch デバイス用のファクトリーイメージ」と「Google Pixel Watch デバイス用のフル OTA イメージ」という2つのページが掲載されており、Google Pixel Watch (Bluetooth/Wi-Fi) 用の「r11btwifi」と Google Pixel Watch (LTE) 用の「r11」があります。

しかし、Pixel スマートフォンであればUSB-CケーブルとPCがあればデバイスの復元が可能ですが、Pixel Watch では特別なアクセサリーを必要とするため、ほとんどのユーザーは利用できないことになります。

Googleは、「Google Pixel Watch のファクトリー イメージまたはフル OTA イメージを書き込むには、Google が招待制で配布するデバッグ アダプターが必要」としているためです。また、ファイルは個人のGoogle Pixel Watch デバイスで使用することのみを目的としており、ユーザーによって分解、逆コンパイル、リバース エンジニアリング、変更、再配布されることや、デバイスに付属のライセンス規約に具体的に規定されている場合を除き、いかなる形でも使用することはできないとしています。

一般的なユーザーであれば、これを必要とする状況になることは稀だと思いますが、開発者やデバイスの改造が趣味というユーザーにとってはハードルが高そうです。

via 9to5Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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