5月の初め、Googleが今年の秋に「Pixel 8」および「Pixel 8 Pro」とともに発表予定である「Pixel Watch 2」について、プロセッサやバッテリーなど主要なスペックがリークされました。
この情報によると、「Pixel Watch 2」には最新世代のQualcomm Snapdragon W5 チップセットが搭載されるとしています。チップセットにカスタマイズが施されるかは不明ですが、昨年7月にSnapdragon W5+ Gen 1が発表され、最近発表されたばかりの「TicWatch Pro 5」が搭載してます。コプロセッサを搭載していない「W5 Gen 1」も存在し、こちらはOppo Watch 3 などに搭載されています。
現行の「Pixel Watch」にはSamsung Exynos 9110 が搭載されていますが、これをQualcomm Snapdragonへと切り替えることになります。この変更によって、バッテリー駆動時間が大幅に改善されることが期待され、報告によればGoogleは常時表示ディスプレイ(AOD)を有効にした状態で1日以上使用できることを確認したようです。
バッテリー容量は大きく変わらないはずなので、チップセットを切り替えることの恩恵はかなり大きく、AODをオフにしておけばさらにバッテリー駆動時間は延長できることが期待されます。Wear OS 4におけるアップデートと最適化による影響もあると予想されます。
また、「Pixel Watch 2」には「Fitbit Sense 2」と同様のヘルスセンサーを搭載すると言われ、これによってストレス管理機能の強化や皮膚電気活動(cEDA)センサ、皮膚温度センサーが搭載される可能性があります。筆者も実際に「Sense 2」を購入してレビューしましたが、各センサーがあることで機能面では「Pixel Watch」以上にできることがあり、健康管理を重視しているユーザーには良いモデルでした。
今年の後半、「Pixel Watch 2」はおそらく「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」とともに発表されると予想され、Wear OS 4 を搭載して発売される最初のデバイスのうち1つになるはずです。

Source 9to5Google