Amazfit GTR Mini を実機レビュー。軽さと機能とコスパが良いスマートウォッチの新モデル

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今回の記事では、Zepp HealthがMiniシリーズの新モデルとしてリリースした「Amazfit GTR mini」の実機レビューをお届けしていきます。なお、今回のレビューにあたり実機を提供を受けています。

「Amazfit GTR mini」は2023年3月24日に国内発売された新モデルで、これまでのMiniと言えば四角い形状の「GTS mini」シリーズの印象が強いですが、今回のモデルは円形の文字盤を採用した「GTR」シリーズから登場しました。そのため、Miniシリーズもこれまでよりデザインの選択の幅が広がったことが大きなポイントです。

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新モデルが出るごとに改善されていて「Amazfit GTR mini」も測定機能とアプリの機能なども充実し、手頃な価格と相まってさらにバランスの取れたスマートウォッチに仕上がっています。

目次

主な特長

まずは本体の主な特長から紹介していきます。

  • ステンレスフレームを採用
  • 1.28インチ(416×416, 326PPI) AMOLED ディスプレイ
  • Zepp OS 2.0 搭載
  • 厚み9.25g、本体は36.2g(ベルト込)
  • 5つの衛星測位システム
  • 最大14日間のバッテリー持続
  • iPhone / Android に対応
  • 120以上のスポーツモードと自動認識、仮想ペーサー機能
  • 24時間健康管理機能(血中酸素、心拍数、ストレスモニタリング)
  • PAI健康評価システム
  • 睡眠の質モニタリング
  • 5ATM
  • ミニアプリ追加機能

過去シリーズも含めて、Amazfit のスマートウォッチシリーズは細かく設定のできる健康管理機能や高い精度のGPS機能、長時間のバッテリー駆動時間が魅力です。また新しいモデルが出るごとに機能などが改善されていくことも大きいですね。

「GTR mini」で追加された新機能では、例えばスマートフォンからポートレート写真を文字盤に利用できる”ポートレートウォッチフェイス”があります。これは写真の上に時間をわずかに重ねたり、奥行き(ボケ)効果を追加して写真を浮かせたように見せることなどができます。

また、昨年末の「GTS 4」から追加された昼寝を検出できる機能やモーニングアップデート(起床時に各種データや天気、イベントを表示する)機能なども「GTR mini」では利用することができます。

では、本体のデザインをチェックしていきます。

デザイン

今回レビューしている機種はミッドナイトブラックで、フレーム部分はシルバーになっているためスタイリッシュな印象です。見た目は大きく見えますが、実際に装着すると軽さもあって気になりません。

側面のリューズは位置が側面の真横ではなくやや上に位置しているため、手首を曲げたときに当たってしまったり意図せず押してしまうということがありません。ちなみにリューズにはAmazfitのロゴが描かれています。

このリューズはボタンになっていて各種操作を行うことができますが、スクロール操作には対応していません。画面が大きいので操作性は悪くありませんが、リューズでスクロールできるようにしても良かったかもしれません。

本体の底面は各種センサが埋め込まれていますが、この部分の盛り上がりはさほど大きくないため、長時間装着していても手首への負担はほぼ感じません。バンドは同梱されているシリコンバンドを装着しています。

肌の弱い筆者ですが、付属のシリコンバンドでも1日装着したままであっても、特に問題はありませんでした(ときどき数分外すこともありますが)。もし気に入らない、他のベルトを装着したければプッシュピンで簡単に交換することができます。「GTR mini」のベルト幅は20mmです。

充電に関しては、付属している専用のマグネット式充電器を利用します。充電器と反対側はUSB-Aコネクターを採用。

過去のAmazfit スマートウォッチで利用されている充電器と同じもののため、k継続して利用している場合には流用することができます。

スクリーンは1.28インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、大きさだけでなく色味もはっきりとしていて明るさもあるため画面は見やすいです。タッチへの反応も十分良いですね。

直射日光のあたる場所では少し反射してしまいますが、ほとんどのスマートウォッチも同じ問題を抱えているため、これは大きな問題ではありません。

使用感

「Amazfit GTR mini」の操作はWear OS などに似た操作方法になっていて、例えばディスプレイを上から下にスワイプするとクイック設定メニュー、下から上にスワイプすると通知の表示、左右にスワイプするとアプリの表示(タイル)を確認できます。

なおリューズを押し込むとアラームやモードなどのアプリやミニアプリを表示、長押しで指定した動作(デフォルトでは運動を選択)を割り当てることもできます。

スワイプ操作自体は非常にスムーズで、ストレスなく表示変更や通知へのアクセスができるため、Zepp OSが優秀なことがよくわかります。画面に表示できる情報やアプリなどは、スマートフォンのZeppアプリから変更することができ、細かい設定まで行うことができる点が特長です。

ウォッチフェイスの変更やアプリ通知の設定、ミニアプリといったことだけでなく、心拍数のモニタリング間隔や睡眠測定・ストレスモニタリング・血中酸素の自動モニタリングの切り替えもできます。DNDモードやスリープモードの設定もでき、一部のWear OSデバイスよりも便利です。GPSも正確ですし、日常の健康管理と運動計測目当てなら十分ですね。

バッテリー駆動時間も長く、筆者の使い方では1日あたり12〜15%程度のバッテリー消費で済むので約1週間は充電の心配はありません。これは自動心拍モニタリング(10分間)、アクティブ心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、自動ストレスモニタリングを有効にした状態で、1日あたりで通知が80〜100回、23:00-07:30でDNDモード、45分程度のGPSを利用したウォーキングを行った場合です。

ただ、唯一残念なことはタッチ決済機能やSuicaは搭載されていない点です。活動範囲や個々のニーズにもよりますが、筆者としてはSuicaなどに対応していればさらに使い勝手は良くなったと思います。

しかし、機能が追加されることで価格が上がる可能性は否定できないため、スマートフォンでSuicaなどをすでに利用している人やウォッチにSuicaなどを必要としない人であれば「Amazfit GTR mini」は良い選択肢になります。むしろSuicaを必要としなければ、健康管理や運動測定は必要十分で機能や操作も複雑すぎずに扱いやすいと思います。

もう一つ改善を期待する点を挙げるとすれば、新モデルごとにウォッチフェイスのクオリティは上がっていると思いますが、各文字盤に表示する項目を変更することができず、なかなか自分の思うようなデザインや表示内容にすることができません。ここの自由度がもう少しあれば、より良いデバイスになると思います。

まとめ

ということで、今回は「Amazfit GTR mini」の実機レビューをしてきましたが、2万円と手頃な価格でしっかりとした健康管理・運動測定機能を備えたスマートウォッチを購入できるのでおすすめです。

上位モデルも悪くはありませんが、高機能すぎても使いこなせなければもったいなく価格も上がってしまうので、程よいところでバランスを取るのであれば「Amazfit GTR mini」はちょうど良いモデルになります。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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