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「ASUS Chromebook Flip C436FA」の日本モデルをレビュー!これぞ最高峰の1台、もっと早くに出ていれば…

4.0
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ついに国内でもハイエンドのChromebook「ASUS Chromebook Flip C436FA」が発表されました。

海外では今年の1月に発表され3月頃から販売されているわけですが、そこからおよそ半年でリリースされたわけなので、これまでに比べたら早めの国内投入となります。

今回はありがたいことに実機をお借りすることができましたので、「ASUS Chromebook Flip C436FA」の日本版(Core i5/8GBRAM)モデルのレビューをしていきたいと思います。

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スペック

まずは国内で販売される「ASUS Chromebook Flip C436FA」のスペックを紹介しておきます。

ディスプレイ14インチ 広視野角
1,920 × 1,080
タッチ対応 グレア
CPUCore i3-10110U
Core i5-10210U
Core i7-10510U
RAM8GB(i3/i5)
16GB(i7のみ)
内部ストレージ128GB PCIe SSD(i3)
256GB PCIe SSD(i5)
512GB PCIe SSD(i7)
外部ストレージmicroSD
Webカメラ92万画素
ネットワークBluetooth 5.0
Wi-Fi 6
ポートUSB-C(3.1) ×2
イヤホンジャック
バッテリー最長11.8時間
その他指紋センサ
USIスタイラス対応(同梱)
バックライトキーボード
日本語配列
英語配列(Amazon,法人モデル)
サイズ319.5×208×13.76mm
重さ1.15kg

「ASUS Chromebook Flip C436FA」は、14インチにグレアタイプの広視野角(IPS相当)フルHDディスプレイを搭載し、タッチ操作とUSIスタイラスペンにも対応したコンバーチブルタイプです。

CPUはインテルの第10世代Core i3からi7を搭載し、i3モデルは8GBRAMと128GB SSD、i5モデルは8GBRAMと256GB SSD、そしてi7モデルは16GBRAMと512GB SSDという超ハイエンドなChromebookとなります。

それ以外については基本的に同じとなっていて、あとは予算と目的に合わせた選択となります。

新世代モデルのため、Wi-Fi 6とBluetooth 5.0、そして指紋センサが搭載されているのがポイントですので、セキュリティを高めたいエンタープライズユーザーにも選択肢になるモデルですね。

ではさっそく実機のチェックをしていきます。

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マグネシウムボディで軽く、丈夫

海外でリリースされたときにも話題となりましたが、14インチディスプレイでも13.3インチクラスのサイズで厚みも14mm以下に収まってコンパクト、さらに1.15kgと非常に軽量なモデルです。

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マグネシウムを使用しているため、丈夫であるだけでなく高級感もあります。

特に天板は、エアロジェルホワイトという特殊加工がされているため、パッと見は白色ですが、角度を変えると違った色合いに見えるという特徴があります。

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写真だとなかなか表現するのが難しいので公式サイトの天板画像などを見て頂ければと思いますが、光沢のある紫がかった感じというか、不思議な色合いですがキレイに見えると思います。

さりげなくChromeのロゴも”Chromebook”ではなく”Chrome”になっていたり、プレミアム感を演出していると思います。

ちなみに第10世代Coreシリーズはファンを搭載しているため、底面にはファン給気口が備えられています。

USBはCが2つだけ

イヤホンジャックとmicroSDは搭載されていますが、左右にUSB-Cポートが1つずつという構成になっています。

Googleの「Pixelbook」シリーズと同様に割り切った点は良いと思いますが、おそらくUSB-Aポートが必要となるシーンもまだまだあると思いますので、そういう場合にはハブを利用しなければならないのが悩ましいところでしょうか。

ただ、USB-C中心に持ち物を揃えているのであれば障害にはならないと思うので、ポートが少ないことは人によってはメリットでありデメリットとなるポイントかと思います。

エルゴリフトヒンジを採用

ファンの影響もあってか、「Chromebook C436FA」はエルゴリフトヒンジを採用しているため、ある程度の角度まで天板を開くとキーボード側が持ち上がり、傾斜がつくようになります。

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コレのおかげで文字入力も少し快適になりますし、底面に熱が溜まりにくくなるため、重い作業をしているときやMeetやZoomでWeb会議をするときなどオーバーヒートになりにくくなります。

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見やすく使いやすいディスプレイ

コンパクトな筐体に14インチディスプレイを搭載しているため、ベゼルも狭く広々とした印象を受けます。

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sRGB 100%のため発色も良く、広視野角でどの角度からも見やすいディスプレイとなっているため、日常使いやビジネスでも満足のいくものだと思います。

それに14インチフルHDですので、作業領域も取りつつ文字や画像も大きく表示されるので、単純に見やすくて良いですね。

ただグレア液晶となっているため、屋外や光源の位置によってはやや反射します。

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ディスプレイに関してはとくに文句をつけるところはないですが、個人的な要望としては解像度がフルHD以上でも嬉しかったかなと思っています。

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コンバーチブルでUSIペン対応

「Flip C436FA」という名前のとおり、360度ヒンジを搭載してタッチ操作に対応、USIスタイラスペンにも対応しています。

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ちなみに「C436」は片手でも開くことができるため、とても便利です。

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仕事場などで片手に何かを持っていて、両手を使えないタイミングでさっと開きたいときにとても重宝します。

またこのモデルには指紋センサが搭載されているので、組み合わせってより便利になっているのは魅力的です。

なお、珍しいことにASUSの純正USIスタイラスペンは同梱されており、ペンホルダー(予備合わせて2個)も付属しています。

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ASUSのUSIスタイラスペンも、4,096段階の筆圧検知を備えて最長270日のバッテリー駆動となっています。

書き心地という面に関しては、おそらく現時点で販売されているHP、Lenovoのものととほぼ共通していて、握った感じなどによってどこのものを使うか決める程度の違いしかないと思っています。

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イラストなどを書く場合は違いを感じるかもしれませんが、少なくともメモや書類への記入程度であれば、ASUSのものも特に問題はないと感じています。

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キーボードとトラックパッドも良いが…

まずトラックパッドですが、こちらは横幅の広いタイプとなっているため、スワイプや横スクロールで使いやすいと思います。

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反応もよく滑りもスムーズですので、使い勝手に不満はありません。

押し込んだ感じもしっかりとしていて、軋んだり不安になるような要素はないためトラックパッドは良い出来ですね。

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押し込んだときの音もうるさくありませんので、静かな部屋は会議中で使うにも問題はないかと思います。

ちなみにトラックパッドのサイズは128.9×64.75mm(公称)となっています。

一方キーボードですが、打鍵感はやや浅めで押し込んだ後の反応がやや弱いことが気になるかもしれませんが、入力は非常に快適だと思います。

個人的にこのキーの打鍵感は好みの感じで、何となく「Pixelbook」と「Pixelbook Go」の中間くらいの感覚に近いです。

ただバックライトのLEDがしっかりと機能していなかったり、明かりがズレていたりと高級なモデルの割にあまり良くない印象です。

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写真だと少しわかりづらいかもしれませんが、キーによってまちまちのバックライトになっているので、その点は改善して欲しいと思います。

ちなみに海外レビューで言われていた、キーボード側の筐体のたわみなどはほとんど気にならず、多少強めにタイピングしても歪んだりはしないと思います。

指紋センサは間違いなく便利

先行して指紋センサ搭載の「HP Chromebook x360 14c」をレビューしていますが、あちらはキーレイアウト外に指紋センサが配置されていましたが、「ASUS Chromebook Flip C436FA」は右上、バックスペースの上側に指紋センサが搭載されています。

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一般的なChromebookだとここはロックキーや電源ボタンになっていますので、利用上とくに影響がないところですので、指紋センサがここにあっても困ることはありません。

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Androidスマートフォンと連携させれば、一々PINやパスワードを入力せずログインできるようになると言っても、お互いが接続するまで待ち時間ができますが、本体搭載の指紋センサならそういう時間もなくすぐにログインすることができます。

これがまた便利で、慣れるとパスワードとか入力するのが億劫になるので危険ですね。

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スペックに不満なし、バッテリーも文句なし

そんなわけでこの数日、「ASUS Chromebook Flip C436FA」を使って仕事をこなしていましたが、Core i5モデルでも動作感に不満はなく、バッテリー駆動時間も長くて基本的には困ることはないと思います。

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ChromebookだとLinuxアプリを利用したりChromeタブもそれなりの数を開かないといけませんが、少なくともChromeブラウザで一般的なクラウドベースの作業をしたり、AndroidアプリでLightroomを使って2〜30枚程度の写真を編集しているくらいなら、特に問題を感じませんでした。

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バッテリー駆動時間については、私が他の機種でもレビューしているのと同じような作業を行いましたが、だいたい6〜7時間は使えましたので、1日外で作業するにしても十分なものだと思います。

このあたりは同じ第10世代Coreシリーズ搭載の「Acer Chromebook Spin 713」や「HP Chromebook x360 14c」などを使った感じから比較してみても、相変わらず快適だと思います。

とくに最上位のCore i7 / 16GBRAMモデルは個人ユーザー向けとしてはモンスターレベルのハイエンドChromebookとなりますが、おそらくここまで必要なユーザーは限られていると思いますので、明確な目的がない限りはCore i3もしくはi5モデルが狙い目になるはずです。

ただし、Core i3モデルに関しては他にも魅力的な選択肢が存在しますので、性能と価格をどう捉えるかが「C436FA」の大きな問題になると思います。

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価格について

価格について、「ASUS Chromebook Flip C436FA」には構成によって以下のような価格設定になっています。

  • i3/8GBRAM/128GB/日本語 : 108,909円(税別)
  • i3/8GBRAM/128GB/日本語/CtoHDMI/ペンなし : 104,364円(税別)
  • i5/8GBRAM/256GB/日本語/専用スリーブ : 136,182円(税別)
  • i7/16GBRAM/512GB/日本語 : 154,364円(税別)
  • i7/16GBRAM/512GB/英語/CtoHDMI : 154,364円(税別)

いずれも日本語(かな)配列が基本となりますが、Core i7モデルのみ法人向けとAmazonで英語配列モデルが販売される予定となっています。

英語配列を選択肢として含めてくれたことはとても嬉しいんですが、結局それを求めるユーザーは、選択肢が最上位のCore i7モデルを買うしかなくなります。

Amazonでの販売価格ですが、この記事を書いている時点ではi5モデルが134,820円、i7モデルが152,820円で掲載されていて、いずれも日本語配列キーボードとなっています。

この価格が高いと取るか妥当と取るか、はたまた安価と取るかはなかなか判断の難しいところだと思います。

参考までに、米国Amazonで販売されているCore i5/16GBRAM/512GBストレージモデルが999ドル(送料等含むとさらに+150ドルほど)ですので、海外からi5モデルを輸入してもおよそ130,000円ということを考えると、Core i7を搭載したことで15万円台(税別ですが)というのは妥当かもしれません。

さらに国内正規モデルであれば輸入に伴うリスクを回避できたり、サポート(ASUSのあんしん保証)も付きますので、悪い選択肢ではないと思います。

ちなみに価格差を考えるとCore i5よりもCore i3もしくはCore i7を選ぶ方が幸せになると思いますが、Core i3には他の選択肢があることを考えると少々悩ましいことも事実。

ただ、軽さとSSDによるスピード感みたいなものは現状「C436」に軍配が上がると思いますので、目的や用途によっては他の機種より「C436FA」がおすすめできると思っています。

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予算さえ合えば、最高の1台になる

ここまで1週間ほど「ASUS Chromebook Flip C436FA」を使ってみてのレビューを書きましたが、とにかく予算さえ合えばこのモデルは最高の1台になるんじゃないかと思います。

ハイスペック、USI対応、Wi-Fi 6、指紋センサ、何より14インチで1.15kgの軽量なChromebookは、現時点で他にない選択肢だと思いますので、それだけでも「ASUS Chromebook Flip C436FA」を選ぶ価値はあるはずです。

私のように、できるだけ薄く、軽く、でも性能は犠牲にしたくない…という方にとっては、「ASUS Chromebook Flip C436FA」は非常に魅力的なモデルで、国内では一般向けに未発売だった「Google Pixelbook」のような存在に興味・魅力を感じていたのであれば、「Chromebook Flip C436FA」は良い選択肢になります。

プレミアムなハイスペックかつ軽量なChromebookを国内正規品で求めている方、そして英語配列モデルであればなお良いと感じる方であれば、「ASUS Chromebook Flip C436FA」はおすすめできる機種だと思いますので、ぜひ検討してみてください。