「ASUS Chromebox 2 CN62」を購入したので開封とレビュー。

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すでに次期新モデルリリースの発表がなされているのに、ついつい我慢できずに手が出てしまいました。
今回購入したのは「ASUS Chromebox 2 CN62」ですが、これはCeleron3215Uと4GBRAMを搭載するASUSのChromebox2シリーズの中でも最も安価なモデルとなります。
なぜこのタイミングかと言いますのも、次期モデルではCPUのランクアップ等々あるものの、外部出力端子のディスプレイポートが無くなるんですよね。もちろんHDMIポートはひとつあるんですが、私の現状構成だと、USB-C出力を導入するよりもディスプレイポートを利用して出力、しかも4kディスプレイはまだしばらく導入しないので、2kでのデュアルディスプレイをしたい、新モデルでるまで我慢できない()という理由によって買ってしまったんですよ。

ということで今回は「ASUS Chromebox2 CN62」のスペック等を紹介しつつ購入レビューしていこうと思います。
また今回は珍しく日本国内販売モデルを購入しています。

目次

ASUS Chromebox 2 CN62

まずはスペックをご紹介。
すでにどんなもんかご存知の方も多いと思いますけど。
今回初めて手抜きでスクリーンショット(笑)

ASUS Chromebox CN62

こんな感じのスペックです。
冒頭にも書きましたが、CPUはBroadwell世代のCeleron3125U(2コア)で4GBRAMを搭載しています。
RAMについては後ほど別でまとめますが、8GBRAMを別途購入して10GBに増設してあります。

CPUの性能については、正直WindowsPCだったら悩むくらいのレベルになってしまいましたが、ChromeOSは問題ないですし、これより旧世代のCPUを搭載してRAMも少ない「Acer Chromebook CB3-131」で快適でしたから、増設せずともネットやメール、動画再生、文章作成などのライトな作業であれば何も問題なく動作します。

内部ストレージは16GBとやや少なく感じるものの、Googledriveを活用すればオフラインでの容量は極力少なくできますし、いざというときのためSDカードで増やすことも可能です。

あとは個人的なポイントとして、HDMIポートとディスプレイポートが存在していることですかね。
4k対応させたければUSB-C搭載の次期モデルを待つほうが得策かもしれませんが、私の場合すでにDELLのSE2416Hをデュアルディスプレイにして使用中なので、それをそのまま流用したかったんですよ。

ではさっそく開封をしてみました。

「Chromebox2 CN62」を開封

今回はヤマダ電機で買ってきました。
ではまず外箱から。

ASUS Chromebox CN62

Chromebookと同じようなデザインの箱ですね。

裏側はこんな感じ。
一応、持ち手がついています。

10年くらい前に買ったASUSのノートPCもこういう感じだったなあ。

箱を開けると本体とVESAマウント部品が入っています。

そして取り出してみて、本体と電源コードです。
ここで思ったんですけど、この「Chromebox CN62」て本当小さいですよね。実はコンパクトPCって初めてだったりするので。

そして取説類。

さらにセットで入っているキーボード&マウス。

ASUS Chromebox CN62

ちゃんと茶色の箱に入っていました。

日本国内の正規販売品なのでキーボードはJIS(日本語)配列です。
これがまた思ってたよりしっかり作ってあるので、わざわざ他に用意せずともそのまま使うのもありかなって感じです。
(USだったら私も迷わず使ったんですけどね)

では本体の前面・裏面を撮していきます。
まず前面。

ASUS Chromebox CN62

USB3.1ポートが2つあります。
左角部分に電源ボタンがついています。

ASUS Chromebox CN62

続いて裏面。
左から電源、Ethernet、USB3.1ポート2つ、HDMI、ディスプレイポート、オーディオジャックとなっています。
ちなみに側面にSDカードスロットがあります。

ということで、実際のサイズ感でいうとモレスキンポケットと並べてみました。

ASUS Chromebox CN62

横幅はモレスキンラージの横幅(短い方)とほぼ同じサイズですね。
なので机の上においても邪魔になりにくいです。

ASUS Chromebox CN62

一応、私は2台目のディスプレイ下に微妙な隙間ができたので、置いてみたところいい感じにハマってたのでここを定位置とすることにしてみました。
うーん、いい感じですね。

使用感など

Chromeboxの使用感については快適ではあるんですけど、これと言って変わりないですね。
これはもちろん良い意味で、Chromebookを使っていたときに外部ディスプレイを使った感じそのままです。
なので違和感なく使用することができます。

Chromebook(ChromeOS)を初めて利用する方にとってもそこまで難しくはありませんが、やはりWindowsやMacのようなコンピュータと同じではありませんので注意は必要です。
けれども基本的にネットで完結してしまうようなメール、文章作成、計算作業、スライド資料作成といった簡単な作業であればChromebox、あるいはChromebookで問題なくこなせると思います。

いまこの記事を書いているのもChromeboxを使っていますが、動作は快適ですし、画像編集でも重さは感じません。
作業できる範囲については、ChromeOSである以上制限もつきますし、ChromeboxはAndroidアプリが現時点では利用できないので、どうしても限られてしまいます。
これもいずれは解決するはずですので、伸びしろ的にもとても良い機種かと思います。

まとめ

これまでもChromebookを使ってきていますし、おそらくそれ以上のことはChromeboxでやることはないはず。
結局のところ動画編集や重い画像編集は、おそらくMacやWindowsといった母艦に頼らざるを得ない部分があるので、自分の用途に合わせてChromebox、Chromebookを選ぶことが大切だと思います。

そして今回購入した「ASUS Chromebox2 CN62」ですが、ChromeOSに興味のある方やChromeboxを初めて買うに方にもおすすめな一台だと思います。
おそらく今月中には次期モデルが販売開始になるかと予想されていますが、今の時点で 「Chromebox CN62」を買うことも個人的には一考の価値があるかと思っています。
次期モデルはi5、i7モデルに力を入れている印象がありますし、CeleronモデルもCPUはアップデートされますが、性能的にはまだ大きく離れるということもありません。搭載しているRAMも変化ありませんし。
もちろん、最新モデルの方が恩恵はあると思いますが、価格も現時点の噂では 「Chromebox CN62」より少し上がるとされています。
ですので、現時点ですぐにほしい方やどうしようか迷っている方、とくにCeleron搭載の低価格モデルで悩んでいる方は、この 「Chromebox2 CN62」を今購入してしまっても良いんじゃないでしょうか。
i5以上のモデルで悩んでいる方は、今後出て来るASUSはじめAcer、HPなど魅力的な製品がありますので、それを考えるとちょっと待った方が良いかもしれません。

と、いうことで。
低価格のChromeboxが欲しいと悩んでいる方がいらっしゃるのであれば、現時点でも 「Chromebox2 CN62」はおすすめできる製品でしたので、一考していただければ幸いです。
ちなみに私の 「Chromebox2 CN62」は、RAMを増設しています。やり方については別途記事にでもしようと思っていますので。Chromebox、いいですよ!

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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