FOSSILの「ハイブリッド HR スマートウォッチ」をレビュー!

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昨年の11月頃に発表され、何度か欲しいな〜と呟いていた「FOSSIL(フォッシル) Hybrid HR SmartWatch」ですが、ついに数日前に購入してしまいました!

私の中でスマートウォッチと言えば、Withings(元Nokia Health)の「Steel HR」がお気に入りだったわけですが、デザインとバッテリーの持ち以外で求めていた機能の通知バイブレーションが反応しなくなってしまい、ただの「Steel」と変わらなくなってしまったんですよね(笑)

その代替として、ちょうど良さそうだったのがFOSSILの「ハイブリッド HR」だったので、国内発売が発表された時点で購入しようと思ったんですが出遅れてしまって買えず。

ということで、今回は後発になってしまいましたが、FOSSILのスマートウォッチ「Hybrid HR」のレビューを「Withings Steel HR」と比較しつつサクッとしていこうと思います。

目次

FOSSIL Hybrid HR の仕様

公式サイト等から掲載されている製品仕様を紹介。

対応OSAndroid 5.0以降
iOS 10.0以降
ディスプレイE-inkディスプレイ
(電子ペーパー)
接続Bluetooth 5.0 LE
センサ加速度計
心拍数
機能アクティビティトラッキング
音楽アプリ操作
ボタンカスタマイズ
画面カスタマイズ
心拍数トラッキング
通知バイブレーション機能
バッテリー最大2週間
マグネット式充電器
耐水性日常生活防水
3気圧防水
ケースサイズ42mm
ベルト幅22mm

このような仕様となっています。

個人的にポイントとなっているのは、伝統的な腕時計のデザインであること、スマホと連携することができ、ディスプレイにはE-Inkを採用してカスマイズが可能で見やすく、さらにバッテリー駆動時間も長いことです。

ディスプレイ部分を除くと「Withings Steel HR」と共通しているところですが、「FOSSIL Hybrid HR」は一度に表示しておける情報量も多く、E-Inkのおかげで外でも見やすいというところが大きいです。

あとは、時針と分針が見やすくなっているのも大きなポイントだと思います。

一応、日常生活防水(3ATM)となっているので、日常使いとしては何ら問題はないと思いますが、水仕事やアウトドアなどでは心配になるので、そのあたりは気をつける必要があります。

ということで、開封等は他メディアでも散々やられているので、本体のチェックから。

外観チェック

一応、化粧箱も写して本体。

今回購入したのは、ダークブラウンレザーベルトのモデルです。

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実は購入前に心配だったのが、文字盤の色がちゃんとブラックなのかということ。

公式サイトから

というのも、公式画像を見ていると文字盤部分がわりとブラウンっぽいじゃないですか。

でも実物はちゃんとブラックでした。

おそらくベルトのカラーを出そうと色を調整したせいだと思いますが、ご覧のとおり実物はブラックなので同じことを思った方は安心して購入してください。

あとベルトのカラーも、公式画像で見るよりもうちょいダークな感じです。

側面

続いて側面へ。

一般的な腕時計や「Withings Steel HR」に比べると、やや厚みのある感じですが、ゴツすぎるわけではないので、男性でも女性でもアリだと思います。

右側にはカスタマイズできる3つのボタンがあり、好きな機能をショートカットとして設定することができます。

  • 通知
  • ミュージックコントロール
  • 天気
  • ワークアウト
  • ウェルネスダッシュボード
  • ストップウォッチ
  • タイマー
  • 所要時間

といった基本的な機能しかできませんが、「FOSSIL Hybrid HR」に魅力を感じる方はこれでも十分です(私です)。

私は、上から天気、通知、ミュージックコントロールとしていますが、あまり使っていないですね(笑)

ちなみに、真ん中の竜頭部分を長押しするとホーム画面(初期のダイヤル表示部分)に戻ります。

裏面

裏面と心拍センサ。

心拍センサ部分のモッコリも気にならないですし、装着していて煩わしさはとくに感じません。

あとベルトの裏側はシリコン素材になっているので、最初はやや硬い感じもありますが、慣れてくれば気にならなくなります。

むしろシリコンなことで、汗などで汚れたとしても簡単にウェットティッシュや除菌シートで拭けるというのが便利ですね。

ベルト幅は22mmで、ワンプッシュで着脱ができるため気軽にベルトを付け替えることができるのも良い点だと思います。

充電について

充電器と充電中の状態。

充電器は、専用形状のマグネット式充電器(もう一方はUSB-A)で、背面に近づけるとピタッとくっついてくれます。

今回は撮影のためにひっくり返していますが、別に文字盤側を上にしていても問題はありません。

充電中だと、E-ink文字盤の下側に充電中のマークが表示されます。

ちなみに「Withings Steel HR」はマグネットではなかったので、これは嬉しいところです。

実際に使ってみて

この数日、さっそくずっと着けて色々と遊んでみました。

文字盤の情報が見やすい

文字盤部分がE-Inkということもあって、外でも反射しづらく見やすいのが良いですね。

あと時針と秒針にも蛍光塗料が塗られているので、暗いところでも見やすいですし、真っ暗でも文字盤部分の4箇所が点灯できるので、時間の確認がしやすくて便利です。

この点は「Withings Steel HR」になかった機能なので、例えば映画館などでも気にせず時間を確認できるのは良いところだと思います。

表示させる内容は限定的

ディスプレイに表示できる内容はかなり限定的ですが、そもそもApple WatchやWear OS搭載のスマートウォッチとは違いますし、おそらく「FOSSIL Hybrid HR」を求めるユーザーは、そこまでの機能は必要ないはず。

天気を表示しているところ

右側のボタンによって、必要な情報にショートカットできますが、先に述べたとおり機能は限定的なので、あまり期待しないほうがよいですね。

音楽アプリ操作は地味に便利

あとは、音楽アプリの操作ができるのも便利でした。

が、再生/停止や先送り/前戻し、ボリュームアップ/ダウンの基本的な操作しかできませんので、多くのことを望むとちょっとズレちゃいます。

通知機能はやっぱり便利

通知が来ればもちろん振動しますし、日本語での表示が可能で、過去の表示も遡ることができるので、ちょっとしたときの確認に便利です。

内容も例えばメールなら送信者とタイトルなどは確認できますので、わざわざスマホを取り出さなくてもある程度の内容を把握することができます。

この点、「Withings Steel HR」だと通知が来たことはわかっても、内容まで判断できず結局スマホを取り出すことになるので、「FOSSIL Hybrid HR」が優位な点だと思います。
(振動しているうちは…)

バッテリーの持ちは間違いなく良い

この数日使っていますが、それなりに通知が来る私の使い方でも1日で7〜8%程度の消費となるため、公称の2週間近くは持つ感じです。

ただ、ワークアウトなどの測定や心拍を継続して測定しているわけではないので、これらの機能を使う場合はもう少し短くなると思いますが、1日や2日でなくなることはないと思いますので、できる限り充電回数を減らしたい人には良いモデルだと思います。

それに充電器も使いやすいので、いざ充電するとしても手間はあまり気にならないです。

たまに情報表示されない

原因は不明ですがいま使っている「Pixel 3」だと、Bluetooth接続が切れたり、FOSSIL Hybrid HRのダイヤル表示が消えてしまうことが多々あります。

これはこれでかっこいい気がするけど、気づくと表示がオフになっていたりするのでちょっと困りますね。

コレ自体は、時計側からダイヤル表示をオンにすれば問題なく戻るんですけど、なぜオフになってしまうのかがわからない…。

たまたまの可能性もありますが、もし突然画面表示が消えても壊れたわけじゃなく非表示になっているだけなので、ご心配なく。

まとめ

ということで、サクッと「FOSSIL Hybrid HR」のレビューを「Withings Steel HR」の使用感と比較しつつまとめてきました。

個人的には、どっちも捨てがたいところですけど、「FOSSIL Hybrid HR」の方がイマっぽい感じがあってオススメできるかも。

もちろん、高機能なスマートウォッチではないので、必要最低限のアクティビティトラッキングや心拍測定機能、通知機能を伝統的なデザインの腕時計で欲しいと思う方に限られると思いますが、「FOSSIL Hybrid HR」は悪くない選択肢だと思います。

文字盤も見やすくなっていますし、同時に表示できる情報も限られているとはいえ、必要な情報は見れますので、スマホをいちいち取り出したくない人にはアリですね。

日常生活防水なので、水仕事やアウトドアだと厳しいですが、普段の生活やビジネスなどに利用するには文句なしの使い勝手だと思います。

あとは価格がそれなりのお値段なのが悩ましいところですが、個人的にはこの価格ならアリかな…と思います。

で、私の個人的な結論なんですが、「Withings Steel HR」の代替モデルを探していた方なら「FOSSIL Hybrid HR」は間違いなくハマるはず。

そんなわけで気になっていた方は、この機会にぜひチェックしてみてください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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