ANC搭載完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS T2」をレビュー。お手頃価格でこれはオススメ

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このところANC搭載の低〜中価格帯の完全ワイヤレスイヤホンのレビューをしていますが、今回もアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載しながらも5,580円と比較的手頃な価格の「SOUNDPEATS T2」のレビューをしていきます。なお今回のレビューでは実機を提供していただいております。

ANC搭載と言いながらも、あまり効果を感じないイヤホンが多いなかで「SOUNDPEATS T2」はしっかりと体感できましたし、価格も手頃でバッテリー駆動時間も長いため、これはオススメできます。

ということで実機の前にスペックから。

目次

スペック

まずは「SOUNDPEATS T2」のスペックをざっと紹介。

  • アクティブノイズキャンセリング機能(最大35dB)
  • 外部音取り込み機能
  • 12mmダイナミックドライバー
  • IPX5防水
  • Bluetooth 5.1
  • タッチコントロール
  • USB-C
  • プロファイル: AVRCP, A2PD, HFP
  • コーデック: SBC, AAC
  • イヤホン再生: 最大10時間
  • ケース併用: 最大30時間
  • イヤホンサイズ: 21.7×17.6×27.74mm / 5g
  • ケースサイズ: 64.8×28.7×41.7mm / 45g

基本的な部分では、おそらく同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンと違いはありません。

そのため価格なりの出来栄えとも言えますが、他と比べてバッテリー駆動時間が長いことやANCの効き目などが特長となります。

タッチコントロールによる操作やモード切替、ケースを開くとペアリング済みデバイスに自動で接続するなど機能面でも不足はありません。

惜しかったと思うポイントはワイヤレス充電に対応していないことですが、USB-Cを採用していますし、価格を抑えるためであれば仕方ないと割り切れるポイントでもあります。

実機レビュー

本体外観の前に付属品を紹介しておきます。

付属品は取説、USB-C to USB-Aケーブル、交換用イヤーピース(S/L)となっています。

なお取説は日本語表記がありますので、設定や操作方法では困ることはないと思います。

ケース

ではケースの外観についてですが、パッと見は「AirPods」シリーズくらいのサイズ感で、わりと軽いです。

コインポケットにも入るサイズですので、持ち運び用として優秀だと思います。

手前側にはバッテリー残量やペアリング状態がわかるLED、裏面にはUSB-Cポートがあります。

マットブラックで指紋なども付きにくく良いと思いますが、さすがにプラスチック感はありますので価格なりと言えます。でもチープな感じではないですし、普段使いとしてガシガシ使っていくなら十分ですね。

イヤホン

イヤホンですが、ケースを開けて実物を見たときは結構大きいと思いました。

ただ手に取ると見た目のわりに軽く、大きいけど長い(野暮ったい)わけではないため、”厚みがある”という印象が正しいかもしれません。

バッテリー駆動時間が最大10時間という長時間駆動を実現するためだと思えばやむ無しというところですが、装着するとあまり目立たないし重さもそこまで感じないため、問題には感じませんでした。

イヤホンにはタッチコントロールを搭載しているため、イヤホンの広い面をタッチすることで音楽の再生や停止、音量調節、モード切替をすることが可能です。

操作方法について

操作方法は以下のとおり(取説より)。

電源オンケースのフタを開く
1.5秒長押し
電源オフケースに戻し、フタを閉じる
10秒長押し
再生/停止2回単押し
音量を上げる右耳 1回単押し
音量を下げる左耳 1回単押し
次の曲右耳 1.5秒長押し
受話/切る2回単押し
着信拒否1.5秒長押し
通話切替2秒長押し
ペアリングモード6秒長押し
音声アシスタント3回単押し
モード切替左耳 2秒長押し
ノーマル→ANC→外音取込→ノーマル…

操作はシンプルで、ほとんどの操作は1〜3回の単押しで行えるため扱いやすい部類だと思いますが、わずかにタッチする位置がズレていると反応しないため長押しのときなど切り替わらない可能性があります。

このあたりは慣れでカバーできると思いますが、最初は少し手間かもしれません。

音質やANC機能

音質についてですが、最近の低〜中価格帯イヤホンでも変に高音や低音を強調させたものは少なくなりハズレもなくなっていて、今回の「SOUNDPEATS T2」も例に漏れず悪くありません。

ものすごく音が良いということではありませんが、耳障りなこともなく低音もしっかり出ているし、このクラスではスタンダードで安定した音質だと思います。

音にコダワリがあるユーザーだとプロファイルやコーデックが気になるところだと思いますが、私のように”不快なくちゃんと聴ければ良い”というユーザーなら、特に問題はないと思います。

そしてANC機能と外部音取り込みモードですが、正直言ってこれまでに紹介してきた同価格帯のイヤホンよりも効果を実感できるレベルです。

まずANCについて、音楽を再生していない状態でもエアコンの稼働音や室外の風音、少し遠い席などの低い話声などはカットされているなと感じます。

なので隣で話している話し声などは普通に聞こえますが、音楽を流せばそれも気にならなくはなります。

外部音取り込みモードも、ノーマルモードよりハッキリと周囲の音が聞こえるようになりますので効果は実感できます。

ただ、音楽を流しているとハッキリ聞こえるとまでは感じませんが、周りの音は拾えていると気付ける程度に聞こえるので、これも悪くはないと思います。

価格を考えれば十分効果を実感できたと思えるもので、個人的には「SOUNDPEATS T2」はアリだと思います。

まとめ

ということでここまで「SOUNDPEATS T2」のレビューをしてきました。

5,580円と手頃な価格にも関わらず、ANCや外部音取り込みをしっかりと効果が実感できるので、「SOUNDPEATS T2」はオススメできる1台です。

通学や通勤、普段使いにちょうど良いイヤホンですので、もし手頃な価格でANC/外部音取り込みができる完全ワイヤレスイヤホンをお探しなら「SOUNDPEATS T2」を検討してみてはいかがでしょうか。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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