「Xiaomi Mi 8 Lite」の実機レビュー。2万円台でこの使い心地なら全然悪くないよ!

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review Xiaomi Mi 8 Lite 00

今回GearBestから実機を提供して頂けたので、「Xiaomi Mi 8 Lite」の開封とレビューをまとめていこうと思います。

この「Xiaomi Mi 8 Lite」は、名前のとおり中国メーカーXiaomiのフラッグシップモデル「Mi 8」のライトユーザー向けのミドルクラススマートフォンで、スペックは十分にありがながらお手頃価格というさすがの仕上がりになっています。

というところで、まずはスペックをおさらい。

目次

スペック

 Xiaomi Mi 8 Lite
OSAndroid 8.1
MIUI 10
ディスプレイ6.26インチ
2,248 ×1,080
CPUSnapdragon 660
RAM4GB / 6GB
内部ストレージ64GB / 128GB
外部ストレージmicroSD
リアカメラ12MP+5MP
フロントカメラ24MP
ポートUSB-C
バッテリー3,350mAh
Quick Charge 3.0
その他背面指紋センサ
サイズ縦156.4 × 幅75.8
× 厚み7.5mm
重さ169g
対応バンド【4G-LTE】
B1/B3/B5/B7/B8/B34/
B38/B39/B40/B41
3G-WCDMA】
B1/B2/B5/B8/B34/B39

スペックについてはこんな感じです。

6.26インチと大型ですが、指紋センサを背面に置き、ノッチを採用したフルディスプレイとなっています。
そのため、サイズ感としてはさほどでもないように思います。

採用されているCPUは、Snapdragon 660で、RAMやストレージを考慮してもミドルレンジとして十分なスペック構成となっています。

カメラもリアカメラはデュアル仕様ですし、フロントカメラにいたっては24MPと高画素仕様ですので、日常使いにもピッタリです。

日本国内での利用を考えますと、技適の問題は残りますが例に漏れずソフトバンク系であればフル回線を使うことができ、ドコモ系なら主要バンドは使えますが、都市部以外ではつながりにくい可能性もあります。

あと、イヤホンジャックが廃止になっていますが、USB-Cからイヤホンジャックに変換するコネクタが含まれているので、有線イヤホンでも問題はないかと思います。

価格は2万円台ですので、このスペック構成であればコストパフォーマンスがとても高いスマートフォンだと思います。

ではさっそく実機の開封をしていきましょう。

開封

まずは化粧箱から。
「Mi Max 3」と同じようにしっかりとした箱です。

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相変わらずドハデなグラデーションカラーですね。

裏面へ。

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一応、グローバルモデルですので表記は中国語ではなく英語です。

では箱を開けてみます。

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いつもだったら本体がコンニチハするのですが、覆われていたので「お?」となってしまいました。

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ということでこれをどかすと、本体が登場します。

ここはいつものXiaomiらしく、製品名とスペックが書かれたシールが貼られていますね。

まずは周辺機器から。

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本体を覆うカバーするように入っていたの紙箱の中には、取説と樹脂製ソフトカバー、USB-Cを3.5mmイヤホンジャックに変換するコネクタ、SIMピンが入っています。

本体の下に置かれていたのは、USB-C充電ケーブルと充電器(日本使用不可)です。

それにしてもソフトカバーが入ってるなんて嬉しいですよね。
コダワリがあれば別の専用カバーを買ったりするんでしょうが、私のようにあれば使うってタイプなら、最初から入っていた方が楽でいいです。

では本体の外観をチェックしていきます。

外観チェック

まずは本体のディスプレイ面から。

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実は私、ノッチありのスマホってこれが初めてだったりします。

ではボタン類が配置してある左側面へ。

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ボリュームボタンに電源ボタン。そして結構薄いんですよね。

そして底面のポート部分。

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2万円台ということで心配になりがちなポートですが、ちゃんとUSB-Cを採用しています。

この他、側面はイヤホンジャックもないですし割愛。

ディスプレイからみて裏面へ。

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まだシールが貼ってありますが、この磨き上げられたボディ!
大体、予想できますよね、ソフトカバーが入っている理由もきっとこれが問題になるって…。

その前に注意書きです。

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一応、デュアルSIM仕様になっているんですが、microSDと併用はできないタイプですので、そこのところご注意ください。

で、この裏面でちょっと気になることが2点。

背面がテカリすぎ

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比較のために同じXiaomi製の「Mi Max 3」を並べてみました。

「Mi 8 Lite」は薄いですし、テカった背面はカッコイイのですが、指紋がベタベタついちゃうんですよね。

その点、「Mi Max 3」のようなザラっとした感じのほうが指紋や汚れは目立たなくて良さそうです。

カメラの出っ張り

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本体が薄いので余計に気になっちゃうんですよね、ここ。

ただこれは最近のスマホによくあるタイプなので「Mi 8 Lite」だけに言えるわけではありませんが。

付属のソフトカバーが役立つ

とくに問題なのは指紋がベタベタついちゃうところだと思いますが、カメラの出っ張りを目立たなくするためにも、樹脂製のソフトカバーが付属しているのかなと思いました。

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ソフトカバーを装着するとこんな感じ。

多少指紋は残りますが、裸でいるときよりマシですし、これくらいなら気にならない範囲かと思います。

カメラの出っ張りもフラットになって解消されます。

起動してみます

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OSはAndroid 8.1で動作していますが、Xiaomiの独自UIであるMIUI 10となっています。

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最新のMIUI 10なので、日本語を初期設定から簡単に選択できるのが良いところですね。

ということで諸々の初期設定が終わり、ホーム画面です。

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何というかかなりキレイだと思います。

2万円台というと、ディスプレイのクオリティってどうしてもうーん?ってなることがありますが、そのあたりXiaomiはうまく仕上げてきている感じです。

グローバルモデルならPlayストアも

Xiaomiに限らずですが、中国専用モデルの場合はGoogle Playストアアプリがインストールされていないことがあります。

Xiaomi Mi 8 Lite home SS

Chromeもインストールされていますので、UIこそ独自UIですが、基本的なGoogleアプリも入っていますし、とくに困ることもないと思います。

ノッチは隠せます

個人的にノッチってデザイン的にあまり好きじゃないのですが、実用的なのかどうか…実際に使いこまないとわからないところです。

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設定の中にこういう全画面表示という項目があって、こちらでノッチの表示・非表示を選択できます。

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ノッチを隠すとこのようになります。

とりあえずノッチの有無が気になる方は、こういった設定ができるということだけわかってもらえれば良いかなと思います。

カメラの性能について

中国メーカーのスマホって、表記されている画素数ほどキレイに撮影できないことも多いんですが、やっぱりXiaomiはしっかり仕上げてきています。普段からスマホで撮影する人にも、よほどコダワリがなければ十分すぎるほどかと思います。自撮りも画素数なりにキレイにとれますし、何よりAI機能というか補正機能がすごいですね。とにかく、価格以上にバランスの取れた良い機種である印象が強まります。

「Nokia 7 Plus」との比較

私のお気に入りのひとつ「Nokia 7 Plus」ですが、今回紹介している「Xiaomi Mi 8 Lite」と同じSnapdragon 660を採用しており、サイズ感も似ています。

ということで、ざっくりと外観を比較したインプレッションをしておきます。

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パッと見た感じ、「Xiaomi Mi 8 Lite」の方が小さく見えますが、実寸は大きな変化はありません。

ただノッチがあるおかげで、上部のフチまでディスプレイになっているためそう感じたのだと思います。

価格的には「Nokia 7 Plus」より「Mi 8 Lite」の方が半分、とまでは行きませんが3分の2以下で購入することができます。

しかし、スペックはほぼ同じですし、ディスプレイのクオリティは決して「7 Plus」にも負けていないので、かなりコストパフォーマンスに優れた機種だと思います。

ただ裏面に関しては「Nokia 7 Plus」の方が、指紋など目立たなくて良いですね。

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ものすっごい反射のしかた…。
一応、撮るのに軽く拭いているんですが、ちょっとでも触るとこれですからね…気になる方は気になるでしょう。

この点を除くと、「Mi 8 Lite」は「Nokia 7 Plus」に決して負けていない良機種だと思います。

実は通知LEDがついてる

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嬉しい誤算だったんですが、実は通知用LEDが付いているんです。
ちなみにこれは充電中の状態です。

ただ、受診時・通知時には点灯するんですが、その時だけしか点灯しないので、ずっと未読が付いていたとしても、点灯しなくなっちゃうんですよね。

このあたり、継続的にチカチカしてくれる「Blackberry」などの方が優秀だと思います。

気づいたときには、「Nokia 7 Plus」にはないメリットだ!と思ったんですけど、実用的でなかったので、この点は残念ながら大差ないなという感じです。

ということでいろいろ触ってみて

何だかんだ気になるところはあるわけですが、結局のところ2万円台でこのスマホが購入できるなら、特にコダワリがなければ「Xiaomi Mi 8 Lite」買えば十分じゃない?と思うくらいに良くできたスマホだと思います。

一応、参考までに「Mi 8 Lite」の実機で測定したAntutuのベンチマークです。

xiaomi mi 8 lite antutu

ミドルハイクラスに近い性能を有しているのがこれでわかりますね…それで2万円台とか、勘弁してほしい。

サイズ感も悪くないですし、スペックも「Nokia 7 Plus」とほぼ同等ということを考えれば、本当にコストパフォーマンスの良い1台だと思います。

MIUIを好きになれるかどうか

おそらく、Xiaomiのスマートフォンを、この「Mi 8 Lite」を気に入って相棒にすることができるかどうかはここに尽きる気がします。

MIUIだけでなく、Huaweiなど他のスマートフォンに搭載される独自UIに対して言えることですが、どうしても好きになれない場合は、どんなに安価でパフォーマンスが良くても使いにくく感じてしまうんですよね。

単純なホーム画面などはアプリによって変更することができますが、細かい設定などができなかったり、プリインストールアプリの動作が気に食わなかったり、問題は色々出てくると思います。

ただし、結局のところこれも慣れてしまえば大した問題ではありませんので、これが問題にならなければとても良いスマートフォンだと思います。

まとめ

ということで、ざっくりと「Xiaomi Mi 8 Lite」について開封とレビューをまとめてきました。

正直、下手に変なスペックやメーカーのスマホを買うくらいなら、「Xiaomi Mi 8 Lite」は安価かつスペックのバランスが良いコストパフォーマンスに優れてますのでオススメできます。

ただ最後にも書いていますが、こういうスマホの独自UIの使い勝手に慣れるかどうかというのがキモのような感じがします。
もし購入して失敗…ということを考えてもみますが、2万円台で買えるスマホですので、高級機種だったらそりゃあ辛いですけど、「Mi 8 Lite」くらいなら損はしないと思います。

これから中華スマホデビューを考えている方、安価かつバランスの良いサブ機が必要な方は「Mi 8 Lite」を選択肢に入れても良いと思います。

最近はエントリー〜ミドルスペックあたりのスマホを中心に触っていますが、その中でもかなり良く仕上がっている端末だと思います。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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