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【2020年版】Chromebookの国内正規品でUS(英語)配列を選択できるモデルのまとめ

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ご存知のように、国内で販売される多くのモデルはChromebookに限らず、かな(日本語)配列を採用して販売されていますが、中にはUS(英語)配列で販売されているモデルもあります。

キー配列に関する論争は横に置いておくとして、US(英語)配列のキーボードの方が良いと思う方もいらっしゃると思いますし、最近になってChromebookでも、国内正規品であってもUS配列を選択できるモデルが増えてきています。

そんなわけで今回は、国内で正規販売されているモデルのなかから英語(US)配列のキーボードを選べるChromebookをまとめていきます。

Chrome OS のキー配置について

その前に一度、Chromebookにおけるキーの配置を紹介しておきます。

以下の画像は、どちらもChromebookで標準的な”かな(日本語)配列”と”US(英語)配列”のキーボードです。

Chromebookでは、おそらくGoogleからの指令で基本的なキー配列をメーカー独自で変更することは許されておらず、キーピッチ(サイズ)は違えど、どのメーカーでもかなとUSはそれぞれ同じ配置になります(エンタープライズ等一部の特殊なモデルは除く)。

そのため、Chromebookはどのメーカーを選んでもキー操作やキー配置の違いに惑わされることはなく、同じように使うことができるようになっています。

ちなみに、ChromebookではIME(入力言語)を切り替えるためには、かな配列では基本的に”かな/英数”キーもしくは”全角/半角”を使うことになると思いますが、US配列では言語を”Ctrl+Space”もしくは”Ctrl+Space+Shift”を使って切り替えます。

なお、US配列で使う切替方法はかな配列であっても同様に機能しますし、Chromebookではとくに設定をいじる必要もないため、他のOSと比べてChromebookはUSキーボードを使いやすく、敷居は低いと思います。

ただ、この場合はローマ字入力ができる前提になりますので、例えば小学校で利用する場合など、かな配列モデルの方が都合が良いこともあります。

個人的には、ローマ字入力ができる年齢で、かな入力はしない前提で考えると、Chromebookであれば英語配列でも問題はないと思います。

たまに「日本語配列じゃなきゃ〜」と仰る方がいますが、本当に日本語配列である必要があるかどうかをいま一度考えて頂き、自分の使い方を見直してみると選択肢が広がると思います。

まあ、私の体験から言えばキーボードが変わったとしても、使っているうちに慣れます(笑)

ということで本題に戻りまして、メーカーごとにUS(英語)配列を選択できるChromebookをまとめます。

Acer

Acerは選択できるChromebookは5つあります。

Acer Chromebook Spin 311(CP311-3H-A14N)

2020年、海外発表後に日本にも投入されたMediaTek MT8183を搭載したスタンダードなコンバーチブルタイプのChromebookです。

どちらかと言うとタブレット寄りの性能ですが、11.6インチに1.05kgという軽量なモデルですので、気軽に持ち運んで簡単な作業をするという程度なら最適なモデルの一つです。

コンバーチブルなのでタッチ操作にも対応し、バッテリー駆動時間も最長15時間と長いので、まさにタブレットライクな使い方にピッタリです。

自動更新ポリシーは2028年6月までとなっています。

Acer Chromebook Spin 512(R851TN-A14N/E)

教育現場向けにも登場した12インチという3:2のアスペクト比を採用したChromebookです。

本来は、「512」と「Spin 512」のいずれも英語配列がありましたが、おそらく教育現場向けにリリースされた影響か、現状は「Spin 512」のみとなっています。

自動更新ポリシーの期限は2026年6月まで。

Acer Chromebook 315(CB315-3H-F14N/E)

こちらは15.6インチにテンキーが付いた大型のChromebookです。

Celeron N4000を搭載して、価格は45,000円ほどとお手頃なモデルですが、ディスプレイ解像度がHD(1,366×768)となっている点に注意です。

Amazonにはラインナップされておらず、ビックカメラなどの家電量販店で販売されていますが、現時点では取り寄せになるようです。

自動更新ポリシーは2026年6月まで。

Acer Chromebook 715(CB715-1W-A38P/E)

こちらは「315」と同じ15.6インチでテンキー付きのChromebookですが、CPUはCore i3-8130Uとなり、解像度もフルHD(1,920×1,080)となった上位モデルです。

Amazon限定となっていますが、なぜかビックカメラでも販売されています。

価格を考えるとAmazonのほうがお得ですが、ビックカメラのポイント還元を含めるとどっちもどっちという感じ。お好みで。

こちらも2026年6月までの自動更新ポリシーです。

Acer Chromebook Spin 13(CP713-1WN-A38P/E)

Acerのラストはハイエンドな「Chromebook Spin 13」です。

13.5インチに2256×1,504という3:2のアスペクト比を持ち、Core i3もしくはi5のUシリーズを搭載します。

360度回転するヒンジや本体に収納できるEMRペンを備えるなどChromebookらしさを詰め込みつつ、オーバースペックとも言える性能がウリですが、その分お値段も高め。

自動更新ポリシーは2025年6月までとなります。

ASUS

では続いてASUSですが、こちらは3機種が英語配列を選択できます。

もう少しあったような気がしますが、英語配列は法人向けがメインで一般販売はしていないのかも。

ASUS Chromebook C214MA

コンバーチブルタイプの11.6インチChromebookで、本体内蔵式のEMRスタイラスペンを搭載しています。

2019年のスタンダードな性能ですし、MILスペックに準拠するなど日常でも学校でも職場でも使いやすいモデルだと思います。

法人向けモデルにも英語配列モデルがありますが、スタイラスペン対応の有無など若干の違いがあります。

なお、英語配列の「C214」はASUS公式ストアのみで取扱があります。

ちなみに日本語配列の「C214」は実機をレビューしていますので参考まで。

自動更新ポリシーは、2026年6月までとなっています。

ASUS Chromebook C523

15.6インチながら14インチクラスのサイズで1.43kgと軽めなのが特長の「Chromebook C523」です。

ノングレアな液晶で好みがわかれるところですが、価格を考えると健闘している方だと思います。

性能面は2018年のスタンダードなので2019年モデルと比べるてやや性能は落ちますが、8GBRAMを搭載していますので、タブを10も20も開いてマルチタスクをするなど、負荷のかかる作業をする目的でなければ問題ないと思います。

自動更新ポリシーは2024年6月まで。

HP

HPからは2機種が選択できます。

HP Chromebook x360 14

14インチのハイエンドなChromebookで、価格を含めてもかなりオススメのモデルです。

Core i3とi5を選択できるのも魅力のひとつで、とにかく長く使うことも重い作業をするにもバランスの取れた機種です。

ただAmazonでは人気の影響もあって、発送まで1ヶ月ほど必要となっています。

公式オンラインストアならもしかしたら…ということで、ストアも確認してみてください。

  • HP公式オンラインストア

ちなみに「HP Chromebook x360 14」の英語配列モデルを実機レビューしていますので、そちらも参考にしてみてください。

自動更新ポリシーは2026年6月までとなっています。

HP Chromebook x2

Chromebook初のデタッチャブル(着脱式)キーボードを採用した「HP Chromebook x2」です。

こちらは日本語キーボードはそもそも存在せず、英語配列のみとなっています。

専用のスタイラスペンが付属していて、タブレットとして使うこともできるため、用途によっては素晴らしいデバイスだと思います。

性能面もChromebookとしてはハイスペックの部類なので、重たい作業もこなせるのが良いところですね。

Amazonでもラインナップされていましたが、人気の影響かページがなくなっているようですので、公式オンラインストアをチェックしてみてください。

ちなみにこの機種も実機レビューをしています。

自動更新ポリシーは2024年6月までとなっています。

Lenovo

LenovoのChromebookには1機種が英語配列となっています。

Lenovo Chromebook S330

価格なりのところもありますが、入門用のChromebookとしてはとてもバランスの取れているモデルが「Lenovo Chromebook S330」です。

性能は2018年のスタンダード性能に近いもので、14インチに1.5kgとやや大きめですが、持ち運びをあまり考えていない場合なら問題なく使えると思います。

こちらも人気の影響で、Amazonでは在庫切れとなっているようですが、公式ストアやビックカメラ等の家電量販店では取扱があるようです。

なお、このモデルも購入してレビューしていますので、参考にどうぞ。

自動更新ポリシーは、2025年6月までとなっています。

まとめ

ということで、今回はUS(英語)配列を選択できるChromebookの国内正規品をまとめてきました。

もう少し選択肢があったように思ったんですが、おそらく法人向けなど限定的なモデル(DELL Latitude Chromebookなど)で、一般販売はしていないんだと思います。

そのため、法人向けモデルの流れ品などを含めればもう少し機種は増えると思いますが、とりあえず個人でも購入できるモデルはこれくらい、ということですね。

あとは、文教向けにかな(日本語)配列モデルがリリースされる影響なのか、既に販売されていた英語配列モデルが取り下げられたり、日本語配列モデルに置き換えられたりしているようなので、そこはせめて併行して販売してくれると嬉しいですね。

今後も英語配列が選択できるモデルは増えると思いますので、継続してお伝えしたいと思います。

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