Chromeで追加したWebサイトの表示名がURLではなく名前で表示されるようになります

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Chromebookユーザーではお馴染みかもしれませんが、Chromeブラウザでは「その他のツール > ショートカットを作成」することでデスクトップなどに保存し、「ウィンドウとして開く」にチェックを入れることで、スタンドアロンアプリのように表示できる機能が備わっています。

これによって、Webサイトへのアクセスが簡単になるだけでなく、ツールバーやタブなどが削除されるため、アプリのような見た目で使うことができますが、PWAに対応したサイトでなければ、表示名がサイト(アプリ)名ではなくURLやドメインで表示されてしまいます。

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これだとサイトによってはアプリではなく、単純にWebサイトをウィンドウ表示しているという感じが抜けません。

そのためGoogleは、追加したWebサイトからブラウザらしさを減らすため、表示名部分をURLではなくサイト名(アプリ名)で表示するよう変更を加えています。

Chromeで追加したWebサイトの表示名がURLではなく名前で表示されるようになります
chrome://flags#enable-desktop-pwas-flash-app-name-instead-of-origin

地味な変更ではありますが、サイトを読み込んだときに長ったらしいURLなどが表示されなくなるため、見た目にはスッキリして見えるようになります。

また、プログレッシブウェブアプリ(PWA)といえばTwitterやYouTubeなどのように、Google PlayストアからインストールしてもWebアプリへと誘導されるケースもあります。

今後、そういったアプリが増えてくるとなれば、細かいことでもWebアプリの使用感改善やユーザー体験の向上に繋がることはどんどんやってくれる方が嬉しいですね。

Source: Chrome Unboxed