みなさんどうも、へれん(@Helen_Tech)です。
FRONTIERと言えば、以前1万円台で購入が可能なAndroidタブレットを取り上げていますが、今回は2万円台(といっても実質3万円ちょっと)で買える2-in-1の10インチWindowsタブレット「FRT210P」を取り上げていこうと思います。
最近、手持ちのパソコンやタブレットを考えていくと、こういった2-in-1というかデタッチャブルなキーボードが専用にある端末をほとんど持ってないんですよね。
仕事が変わってから必要ではなくなった…というのも正直なところですが、興味だけはあるんです。
ということで今回は、FRONTIERの「FTR210P」のスペックなどをまとめておこうと思います。
スペック
FRONTIER FRT210P | |
OS | Windows 10 Pro |
ディスプレイ | 10.1インチ IPS 1,280 × 800 |
CPU | Atom x5-8350 1.44-1.92Ghz(4core) |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64GB eMMC |
外部ストレージ | microSD (最大256GB) |
ポート | USB3.0 ×1 miniHDMI ×1 microUSB ×1 充電専用ジャック イヤホンジャック |
バッテリー | 最大5時間 |
サイズ | 幅260 × 奥行174 × 厚み10 mm |
重さ | 595g (キーボード込 1,075g) |
価格 | 29,800円(税抜) |
スペックについてはこんな感じになっています。
全体的によくある低価格帯のWindowsタブレットと大きく変化がないスペックとなっています。
10.1インチでIPS方式を採用したHDディスプレイで、もちろんタッチ操作に対応しています。CPUはAtomのx5-Z8350で、RAMは4GBRAM、ストレージも64GBとこのクラスとしてはスタンダードな感じですね。
ポートもひとまずUSB-Aはありますし、miniながらHDMIもついていますので及第点というところでしょうか。
ただmicroUSBでの充電はできないらしく、専用DCでの充電らしいのでそこは残念なポイントだと思います。
ちなみにディスプレイサイズ等は異なりますが、中身的にはドンキの「MUGA ストイックPC 2」と同じような構成になっています。
関連ドンキが14インチノートPC「MUGA ストイックPC 2」をリリース。2万円を切るフルHDモデルとな…
一応、ベンチマークについても上記記事と同じものですが紹介しておきます。
CPUのベンチマークについて
クロック数 | コア数 | Octane | Geekbench シングル | Geekbench マルチ | |
Rockchip RK3288 | 1.8Ghz | 4 | 7400 | 880 | 2500 |
Rockchip OP1 | 2.0Ghz | 6 | 9700 | 1520 | 3400 |
MediaTek M8173C | 2.1Ghz | 4 | 10000 | 1700 | 3500 |
Atom x5-Z8350 | 1.44Ghz | 4 | 6800 | 743 | 2224 |
Celeron N3060 | 1.6GHz | 2 | 8800 | 990 | 1870 |
Celeron N3160 | 1.6Ghz | 2 | 8800 | 900 | 3100 |
Celeron N3350 | 1.1Ghz | 2 | 11000 | 1400 | 2500 |
x5ーZ8350は、低価格のWindowsタブレットには国内外問わず採用されている気がします。
ガッツリ腰を据えて作業するには些か心もとないスペックではありますが、出先でブラウジングやメールのやりとり、ワードやエクセル、パワポなどちょっとした内容の修正であれば問題はないかと思います。
客先など相手に見せたり、移動中に確認する程度のときはタブレット、メールなど入力作業をするときにはキーボードを付けてあげれば、より快適になりますので、このあたりはAndroidタブレットと違う運用の仕方ができそうです。
少々気になるところで言えば、バッテリー駆動時間が短いことでしょうか。
これから考えると、外で作業をメインでというより、移動中などちょっとしたタイミングで作業をしたい場合などには十分かと思います。
まとめ
ざっくりとですが、「FRONTIER FRT210P」のスペックをまとめてみました。
正直、価格を考えるとちょっと苦しいかな…という気持ちはしますが、国内メーカーの正規品Windowsタブレットですし、他NECなどを考えてみると、これはこれでアリかなとも思います。
個人ユーザーというよりも、法人などビジネス用途で出先で軽く使う分には、選択肢としてあっても良い端末ではないでしょうか。
ぶっちゃけ掘り下げてしまえば、OSのコダワリがなければChromebook C101PAとかでも…と考えてしまいましたが、「FRT210P」はデタッチャブルキーボードですからね。
どちらかと言うと同ASUSの「TransBook mini」などがライバルですし、そう考えれば価格的にも「FRT210P」は安価なので悪くはない、気がします。
とりあえずこんな感じに参考まで。
気になる方は公式サイトの商品ページをご覧くださいませ。