みなさんどうも、へれん(@Helen_Tech)です。
たびたび登場する低価格なノートパソコンですが、今回はドン・キホーテのプライベートブランドから「MUGA ストイックPC 2」が発売されました。
昨年の12月に発売されているモデルのスペックアップ版となっており、見た目についてはそこまで変化はないようです。
スペックも地味にいい感じなうえ、価格は据え置きで19,800円(税抜)となっていて、さらにコストパフォーマンスの良いノートパソコンとなって再登場しました。
ということで今回は、ドン・キホーテのプライベートブランドから発売された「MUGA(無我) ストイックPC 2」のスペックをまとめていこうと思います。
スペック
MUGA ストイックPC 2 | |
OS | Windows 10 Home |
ディスプレイ | 14.1インチ IPS 1,920 × 1,080 |
CPU | ATOM x5-Z8350 1.44-1.92GHz(4core) |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | microSD (最大128GB) |
ポート | USB3.0 ×1 USB2.0 ×1 mini HDMI ×1 イヤホンジャック |
バッテリー駆動 | 最大7時間 |
サイズ | 幅329 × 奥行219 × 高さ20 mm |
重さ | 1.2kg |
価格 | 19,800円(税抜) 21,384円(税込) |
スペックについてはこんな感じです。
およそ2万円という低価格ながら、IPS方式のフルHDディスプレイを採用していることが特長的です。
しかも14インチと比較的大きめですが、重さは1.2kgと軽量なことも特長だと思います。
ただ、良くも悪くも採用されているCPUは低価格向けモデルに多いATOMのx5ーZ8350となっています。
参考までにざっくりとGeekbenchのスコアを比較しておきます。
CPUのベンチマークについて
クロック数 | コア数 | Octane | Geekbench シングル | Geekbench マルチ | |
Rockchip RK3288 | 1.8Ghz | 4 | 7400 | 880 | 2500 |
Rockchip OP1 | 2.0Ghz | 6 | 9700 | 1520 | 3400 |
MediaTek M8173C | 2.1Ghz | 4 | 10000 | 1700 | 3500 |
Atom x5-Z8350 | 1.44Ghz | 4 | 6800 | 743 | 2224 |
Celeron N3060 | 1.6GHz | 2 | 8800 | 990 | 1870 |
Celeron N3160 | 1.6Ghz | 2 | 8800 | 900 | 3100 |
Celeron N3350 | 1.1Ghz | 2 | 11000 | 1400 | 2500 |
これで見ると、やっぱり最近のノートパソコンやChromebookと比較しても性能的にはちょっと苦しいところがあるかもしれません。
とは言っても、ネットやメール、動画閲覧、文章作成などの簡単な作業をするだけであれば、なんとか問題なくできるといったところでしょうか。
また前モデルに比べてRAMが増量され、4GBRAMとなっていますので多少は動作に余裕が出ていると思います。
前モデルからの変更で言えば、さりげなくmicroSDの対応容量が最大128GBまでになっているため、データの保存などにも多少余裕が出てると言えなくもないです。
その他もろもろ
価格を考えれば、結構オドロキのある仕上がりかと思いますが、やっぱり気になるところもあります。
例えば、重さが1.2kgと持ち運びには便利そうですが、バッテリー駆動時間が公称7時間とやや短い印象を受けます。
14インチクラスでフルHDなので消費電力的な問題があるかと思いますが、ここはもうちょっと長いと嬉しかったかな。
ポートもUSB3.0が使えるので良いところですが、できればHDMIポートの方が使い勝手は良かったかなという感じ。
ここはCPUがタブレット向けのATOMということもあると思うので仕方ないところですけど、もう一声欲しかったというのも正直な感想です。
もうひとつ、キーボードの配列がどうなっているんだろう。
おそらくUSでもJISでも使えるような感じになっているみたい。
このあたりは実機で確認したほうが良さそうですね。
あれこれ気になることはあれども、結局2万円程度で購入できる14インチノートPCですから、割り切って使う分にはコストパフォーマンスの良い1台であることに変わりないかと思います。
まとめ
ということで、ざっくりとドン・キホーテの「MUGA ストイックPC 2」のスペックをまとめてみました。
2万円という、中華メーカーにも引けを取らない低価格のノートパソコンとしては悪くない選択肢だと思います。
もちろん、あれこもこれもしたいと思えばスペック的に辛いところはありますが、通販や調べもののためにとりあえず1台ノートパソコンが欲しいといった場合や間に合わせで1台あれば良い…といった、スペックよりも価格を重視される方にはちょうど良い機種ではないでしょうか。
12月7日から全国ドン・キホーテにて発売を開始するということなので、気になる方は店頭で見てみると良いかもしれません。
…というか、これでCPUをN3350とかにしてUSB-C乗っけて、3万円以内くらいでドンキがChromebook作れば良いと思うの。